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お知らせ

本学学長の冲永寛子がハーバード大学で行われたシンポジウムで基調講演を行いました。

2017年10月23日

2017年9月15日(金)、本学学長である冲永寛子が、ハーバード大学(アメリカ・ボストン)で行われた「The Advancing Women in Public Health & Medicineシンポジウム」(主催:ハーバード大学公衆衛生学大学院、後援:帝京ハーバードプログラム)にて、基調講演を行いました。
本基調講演は、昨年ハーバード大学の客員教授に任命された学長 冲永寛子にとって、初めての同大学での講義も兼ねたものとなりました。

当日は、帝京大学客員教授でもあるハーバード大学イチロウ・カワチ教授の開会あいさつを行いました。続いて学長 冲永寛子の講演では、日本の現状である超高齢社会と低出生率による労働力の減少で女性の社会参加が喫緊の課題である一方で、女性の社会進出が進まず特に管理職における女性の割合が低いことを提起しました。
また、日本の男女の格差は世界でもかなり低いレベルにあることを示した後、日本ではいまだに共働き家庭においても女性が主に家事を行うという規範が強く残り、そのため、女性の就業は補完的な役割しか果たせず、就業率も育児期に減少するM字型になっていることを報告しました。こうした状況を変えていくために、帝京大学で2013年以来取り組んでいる帝京大学女性医師・研究者支援センターの活動が紹介され、具体的には事業所内保育所、女性研究者を支える研究助手の配置、相互補助とメンター制度、男女雇用均等化のためのチェックリストの作成などを説明し、そうした活動の成果の実証として、帝京大学における女性研究者の比率が増加してきていることを示し、講演をまとめました。

続いて、ハーバード大学公衆衛生大学院教授 Office of Diversity and Inclusion,Meredith Rosenthal氏は、米国の公衆衛生領域では、今後の教授候補になりうる女性の学生やポスドクが多数を占めているため、改善の兆しであるとはいえ女性の教授が少ない現状を述べました。

本学における男女雇用均等の取り組みは、2016年9月に産・学・官の連携による「としまイクボス宣言」を行ったことで、さらに漸進しています。
会場となったJoseph B. Martin Conference Centerはハーバード大学医学キャンパスの中心にあり、約200人収容できる会場に立ち見も出るほどの満員の聴衆を得て行われました。

本基調講演を通して、日米、そして女性のさらなる活躍のための重要な一歩となりました。

基調講演の様子

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