2017年12月15日
11月24日(金)健康メディカル学部 臨床心理学科にて、豊島区との協働プログラム「自殺対策ゲートキーパー養成講座」を実施しました。
「ゲートキーパー」とは、「門番」という意味です。自殺対策におけるゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を受け止め、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことを言います。
今回のプログラムでは、3年生と4年生の混合でグループを設定し、初めに池袋保健所健康推進課より講義を受け、その後講義の中からどのような内容をテーマにするかを各グループで話し合い、ワークショップを行いました。テーマにおける問題点や自身の体験を通した意見や考えを出し合ってディスカッションをし、最後にグループごとに発表を行いました。
受講した学生は終了後、豊島区保健所長からの修了書をいただき、改めて自分たちが「ゲートキーパー」の取り組みに寄与できることを意識することとなりました。
参加した学生の声
【1】豊島区では様々な取り組みが行われているからこそ、今回ゲートキーパー養成講座が受講できたのだと思う。今回の受講を無駄にしないように、私が持っている知識を周りの人に広めたいし、周りに自殺を考えている人がいたら、そこから抜け出せるよう手を差し伸べられたらと思う。
【2】自殺予防として、本人が抱えている悩みや不安を打ち明けられやすい環境づくりが、どの世代にも必要なのではないかと考えた。また、ゲートキーパーの存在も大事だが、自らが心の変調に気づき、押し止められるような「マイハートキーパー」になることも大切ではないかと感じた。
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