修了生・在学生からのメッセージ

学び続けることで見出した
要介護者のケアシステム研究への道。
同様に挑戦する人を支援します

情報科学研究科 情報科学専攻小野寺 妙子
AIモデルから人間による臨床診断のためのルールを導出する手法に関する研究

message02_2026_img.png大学院への進学理由を教えてください。
様々な分野での実務経験を活かし、変化する社会に対応するためです。
私自身、これまで医療や教育、観光、ITなど様々な分野で経験を積んできました。しかし、社会の急速な変化に対応していくためには、継続的な学びが不可欠だと感じ、再び学びの道に戻ることを決意しました。
初めて社会人として学んだのは帝京医療技術専門学校。ここで柔道整復学を学んで医療専門士を取得し、帝京平成大学の科目履修生として柔道整復専科教員の講習修了認定を受けました。その経験を通じ、実務経験と学術的な知識をより深く結びつける場として本学が最適だと考え、情報学の修士課程を修めたうえで博士課程へと進学しました。

大学院で取り組んだ研究について教えてください。
AIを活用し、要介護者の小さなサインを見逃さないシステム構築に取り組んでいます。
高齢化社会を迎えた日本では、施設の入居者や自宅で介護を受ける方が増加しています。こうした方々と接する際には、相手の精神的・身体的な状態に細心の注意を払う必要があります。そこで博士課程では、AIを利用して要介護者の状況を客観的に把握できるシステムの構築に取り組みました。実現すれば、わずかなサインも見過ごさずに適切なケアを行い、必要に応じて迅速に医師へ繋ぐことが可能になります。将来的にこの研究が、専門職のみならず、様々な社会のフィールドで医療を必要とする人を支える仕組みに繋がると考えています。
本学では、AIや情報サイエンス、ビッグデータなど、日々進化する技術に触れられる環境で、これらを問題解決に応用するスキルを磨くことができました。また、指導教員や研究科の先生方から日々温かくも的確な励ましを受けたことも、諦めずに続ける大きな助けになりました。

帝京平成大学大学院を目指す人へのメッセージをお願いします。
未来を創るのは「学び続ける意志」。共に展望を考えましょう。
現在は本学で専任教員として働きながら研究を続けています。AIや情報学が必須となる現代において、未来を創る若者たちが自信を持って生きていけるよう、過去を尊重し、現在を示し、未来の展望を考える授業を展開することに努めています。
リカレント教育は、変化の激しい社会で私たちが成長し続けるための大切な鍵です。仕事と学業の両立は簡単ではありませんが、「継続する意志」を持ち続けることで、やがて必ず「学びが実る」時が来ます。大学院では知識の修得に留まらず、論理的思考や高度な研究方法論の真髄に触れ、研究者としての揺るぎない基盤を築くことができます。ぜひ本学で、学び続けるという新たな挑戦に踏み出してみてください。