修了生・在学生からのメッセージ

充実の講義と活発な研究活動に触れ
学術経験がなくても、
働きながら成長できる

健康科学研究科 鍼灸学専攻梶葉 しのぶ

私は、自身が競技者であった経験から、ジュニアアスリートのサポートがもっと当たり前になってほしいと考え、アスリートのサポートや指導ができるよう、体育大学で各競技に関する理論やコーチング、コンディショニングについて学びました。その後、専門学校に通って鍼灸師の資格を取得。17年間臨床の場で働いてきました。
大学院への進学を決めたのは、臨床を続ける中でなぜ?と思うことが多々あり、その疑問を明らかにすることで、クライアントはもちろん、これから鍼灸師を目指そうとしている方に対しても明確に伝えていけるようになりたかったからです。進学先を選ぶ際には、鍼灸専門学校の先輩が帝京平成大学の教員であったこと、また、希望の研究内容について相談した際、先輩自身の過去の研究経験から親身になってアドバイスをしてくれたことが決め手になりました。
現在は、膝周囲へ鍼通電刺激を行うと重心の動揺にどのような影響が出るのかといったことを明らかにする研究をしています。研究により、重心が安定するために効果的な刺激部位や、鍼通電刺激の有用性を明らかにできれば、将来的には、高齢者の転倒予防やアスリートの姿勢制御などに応用できるのではないかと期待しています。
学んでいてありがたいのは、講義が充実していることと、先生方の研究、学会発表、論文発表が盛んなこと。おかげで私のように学術経験の全くない者でも、研究者として必要な内容をしっかり学ぶ機会があります。また、附属の鍼灸院、鍼灸臨床センターで実習ができ、先生方の豊富な知識や技術を惜しみなく伝えていただけるので、臨床経験が少ない人でも安心して学ぶことができると思います。様々な専攻科があり、他職種の先生や学生と幅広く意見交換や連携ができるのも魅力です。
今は、大学院で進めている研究を臨床で活かしつつさらなる研究を重ね、学んだことを後輩へ伝える育成事業にも携わっていきたいと考えています。私は臨床の仕事をしながら学んでおり、一児の母でもあるため、家庭のことや育児もこなしながら通学していますが、フレックスな時間割や、修了期間を延長して学べる長期履修学生制度など、置かれた環境を維持しつつ通える配慮が充実しているのも本学の魅力。鍼灸の可能性の追求や臨床での活かし方、世界的な視野での鍼灸に少しでも興味がある方は、ぜひ飛び込んできていただき、一緒に研究、臨床活動をしていきましょう。