健康メディカル学部 作業療法学科の学生が、豊島区リハビリテーション従事者連絡会 会長の特別授業に参加しました。
2018年度

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2018.11.16健康メディカル学部 作業療法学科の学生が、豊島区リハビリテーション従事者連絡会 会長の特別授業に参加しました。

健康メディカル学部 作業療法学科 3年生の授業「地域作業療法学演習」の一環として、豊島区リハビリテーション従事者連絡会 会長(日生デイサービス 作業療法士)宮崎 幹和 氏による特別授業が池袋キャンパスにて行われました。

本学作業療法学科の卒業生でもある宮崎 氏が会長を務める「豊島区リハビリテーション従事者連絡会」は、豊島区在住・在勤のリハビリテーション専門職を中心としたネットワークで、主に「地域高齢者の介護予防支援」を行っています。豊島区の『としまる体操(介護予防体操)』の巡回指導など、地域包括ケアシステムを支える互助の仕組みの中で、リハビリテーション専門職の立場から地域住民を支える「通いの場の創出」や、介護予防の「普及啓発」、高齢者自身を“支え手”とする「担い手育成」の支援を行っています。同じ地域を支えるリハビリテーションの仲間として様々な立場から地域課題に関する議論を行い、地域貢献の在り方などに関する勉強会を開催するなど、専門職同士の交流にも力を入れています。

リハビリテーション職の“卵”である学生たちは、「宮崎 氏が楽しみながら連絡会の運営に携わっていること」「同じ地域にリハビリテーションの新たな仲間が増えること」に興味をもった様子で、「連絡会の今後の発展が楽しみ」「学生支部を作って学生として関わってみたい」などの感想が寄せられました。
また、宮崎 氏の現在に至るまでのキャリアのお話に対して「就職した病院や施設で得られることだけでは知識は足りない」「職場任せではなく、自分自身で進む道を選んでいく」ということへの新鮮な驚きが聞かれたほか、将来の自身の働き方に関する声が寄せられました。さらに「対象者一人ひとりとの出会いを大事に」という姿勢にも共感を示していました。

今回の講義を受け、今後はさらに豊島区のこのような行事や勉強会に積極的に参加し、学生としての立場から地域リハビリテーションに寄与しつつ実学の研鑽を推進してまいります。

当日の様子