助産別科
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助産別科

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帝京平成大学で「助産」を学ぶということ。

実践に近い授業で助産師に必要な基礎的実践力を養う

本学は1 年間で助産師教育課程を学ぶコースで、助産師国家試験受験資格を得るためのカリキュラムを展開しています。
受胎調節実地指導員申請資格、新生児蘇生法(Aコース)修了認定を得るための教育内容をカリキュラムに加えています。
助産師教育に長い実績のある助産別科で一緒に学びましょう。

取得可能資格
  • 助産師国家試験受験資格
  • 受胎調節実地指導員申請資格
  • 新生児蘇生法(A コース)修了認定

在学生・卒業生の声

看護師資格をもつ多様な背景の学生がともに学修し、助産学について学びを深めることができます。

倉嶋 珠実 <small>さん</small>
在学生(2025年1月時点) 倉嶋 珠実 さん

同じ目標を持つクラスメイトと共に日々成長できます。

昔、私の出産時の話の中で母から聞いた「助産師さんのおかげで頑張れた」という言葉をきっかけに、私もこれから母になる人やその家族を支える仕事がしたいと思い、助産師を志しました。助産別科では多様な出産方法を学び、海外で活躍する助産師の話も聞け、視野も広がりました。
また多くの先生の下で分娩介助を経験し、年齢や経験も様々なクラスメイトと切磋琢磨しながら日々成長できています。将来は、妊産婦さんに寄り添い、安全な出産をサポートできる助産師を目指します。

新田 恭子<small>さん</small><br><small>勤務先:帝京大学医学部附属病院勤務 (2024年3月卒業)</small>
卒業生 新田 恭子さん
勤務先:帝京大学医学部附属病院勤務 (2024年3月卒業)

母の言葉を胸に、一人ひとりに寄り添い命の誕生を支える

「あなたを授かれて本当に良かった」と言っていた母のように、妊娠出産という女性にとっての素晴らしい瞬間を支えたいと思い、助産師を志しました。在学中は様々な現場で活躍する講師陣の講義や、実習を通して、周産期のケアに必要な知識・技術だけでなく、多角的なアセスメント能力も身につけることができました。
現在はMFICU・産科入院室で、妊産褥婦さんと新生児ケアに携わっていますが、今後も一人ひとりに丁寧に寄り添うケアで、安心できるお産をサポートできるよう勉強していきたいと考えています。

カリキュラム (修業年限1年)

医学的な知識は産婦人科医や小児科医から、妊娠・分娩・産褥・新生児に関する知識・技術は助産師から学びます。また、助産師の活動について広く理解するために、海外で活躍する助産師や災害時に活躍する助産師からも学びます。また、国家試験に対する学修の強化も行います。

 

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講義・実習

助産学の基本概念と助産師の役割についての理解を深め、実践に必要な基礎的知識・技術を学びます。

時間割例
9:00~10:30

基礎
助産学Ⅵ

助産診断
技術学演習Ⅰ
基礎
助産学Ⅰ
助産診断
技術学演習Ⅱ
助産管理
10:40~12:10 助産学
研究
助産学特論
(選択)
13:00~14:30 地域
母子保健
助産診断・
技術学Ⅶ
助産診断・
技術学Ⅲ
14:40~16:10 基礎
助産学Ⅲ
助産診断・
技術学Ⅱ
助産診断・
技術学Ⅵ
16:20~17:50 助産診断・
技術学Ⅰ
助産診断・
技術学Ⅷ
基礎
助産学Ⅱ
基礎
助産学Ⅳ
-
18:00~19:30 - 助産診断・
技術学Ⅳ
助産診断・
技術学Ⅴ
基礎
助産学Ⅴ
-

助産別科では、助産師国家試験の出願基準に対応した授業を展開しております。そのため、資格取得に向けた学びを安心して進めることができます。加えて「受胎調節実地指導員申請資格」の取得や、「新生児蘇生法(Aコース)」の修了認定を得ることができます。

 

講義
科目
基礎助産学I
基礎助産学II
基礎助産学III
基礎助産学IV
基礎助産学V
基礎助産学VI
助産学研究
助産診断・技術学Ⅰ
助産診断・技術学Ⅱ
助産診断・技術学Ⅲ
助産診断・技術学Ⅳ
助産診断・技術学Ⅴ
助産診断・技術学Ⅵ
助産診断・技術学Ⅶ
助産診断・技術学Ⅷ
助産診断技術学演習Ⅰ
助産診断技術学演習Ⅱ
地域母子保健
助産管理
助産学特論(選択)

2024年度 実習地実績

都内で有数の設備を誇る帝京大学医学部附属病院「総合周産期母子医療センター」等で実習を行います。

主な実習先

  • 帝京大学医学部附属病院 (板橋区)
    「総合周産期母子医療センター」
  • 帝京大学医学部附属溝口病院 (川崎市)
  • 帝京大学ちば総合医療センター(市原市) など
実績
科目
助産学実習Ⅰ(妊娠・産褥・新生児期をとおした継続的な援助)
助産学実習Ⅱ(分娩期を中心とした援助)
助産学実習Ⅲ(病院・保健所・助産所)
帝京大学医学部附属病院(板橋区)
新生児集中治療室(NICU)
母体・胎児集中治療室(MFICU)

帝京大学ちば総合医療センター 看護学生奨学金 貸与制度があります。

修学を支援するために、帝京大学ちば総合医療センターと連携した独自の奨学金制度を設けています。卒業後、帝京大学ちば総合医療センターに奨学金の貸付を受けた期間と同年数勤務することで奨学金の返還が免除される特典があります。なお、この制度は帝京大学ちば総合医療センターへの就職が保証されるものではありません。在学時に病院の採用試験を受験し、合格・就職した場合のみ免除が適用されます。帝京大学ちば総合医療センターへ就職しない場合には貸付金の全額を原則一括で返済となります。