海外インターンシップ(ベトナム)を実施しました。
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2020.04.03海外インターンシップ(ベトナム)を実施しました。

現代ライフ学部では、国際感覚を持ったビジネスパーソンの育成を目指し、2019年度より「海外インターンシップ」の授業を開講しております(担当:現代ライフ学部長・京野良孝教授。観光経営学科・一柳 峻夫 准教授)。

2019年度は、2020年2月22日(土)・23日(日)にベトナムのホーチミン市で開催予定だった「第7回ジャパン ベトナム フェスティバル(JVF)イン ホーチミン」で、本学の地元で地域連携協定を結んでいる中野区と豊島区が出展するブースの企画を、近畿日本ツーリスト立川支店とコラボレーションして受講生が行いました。

「ジャパン ベトナム フェスティバル」は、日本の「食」「モノづくり」を通じ、日本の「文化」「伝統」「技術」「製品」「サービス」のあらゆる魅力を一度に体験できるベトナム最大の日越交流イベントですが、ベトナム政府の新型コロナウィルス対策の影響で延期となったため(開催時期未定)、現地ホテルでPR発表会を行いました。 今回の海外インターンシップには21名の受講生(観光経営学科 2年生 8名、3年生 13名)が参加し、以下のスケジュールで渡航準備から渡航後の報告会までの取り組みを行いました。

海外インターンシップ 全体スケジュール

4・5月 受講者募集のための説明会(2回)
6月 プログラムの詳細、受講費用、受講者の決定
7月13日

第一回集中講義

  •  メンバー、スタッフ紹介
  •  海外インターンシップの趣旨
  •  ベトナムの基礎知識
  •  インターンシップの心得
  •  国際イベント概論
  • JVFの開催意義・目的
8月20日 第二回集中講義
  • グループ分け、リーダーの選出
  • 出展PR団体からのプレゼンテーション
  • 各班のPR団体を検証、PR地域の確定
  • 渡航についての説明
9月 各チームのフィールドワーク(中野区と豊島区)
9月30日 各チームの中間報告
  • グループ毎に話し合ったPR内容の発表・学生、教員からの質問、提案
12月23日 中間報告・最終相談会
  • 進捗チェック、ブース運営方法の検討
  • 必要備品、パンフレットの確認
2月4日 自治体向けプレゼンテーション(豊島区への展示内容説明)
2月7日 第三回集中講義
  • 自治体向けプレゼンテーション(中野区への展示内容説明)
  • ベトナム語講座
  • 渡航前の最終説明会
2月21日~25日 自治体PRのためのベトナム渡航(3泊5日)
3月9日 学内報告会
  • 出展PR団体の代表者への現地での活動報告、フィードバック

現地でのスケジュール

2月21日 日本出国 ホーチミン市到着
2月22日 ホーチミン市内のホテルで自治体PR発表会
2月23日 JVF会場視察 イオンモールでのマーケティング調査
2月24日 ミトー日帰り観光(ハチミツ農園見学、メコン川クルーズなど)
2月25日 帰国 成田空港にて解散

現地では、ホテルのバンケットルームを借りて現地旅行会社、イベント会社4社と近畿日本ツーリストに中野区と豊島区のPRを行い、意見をもらいました。学生たちは4グループに分かれ、中野ブロードウェイ「まんだらけ 変や」の紹介、中野区だけで日本の魅力を堪能できるツアー、中野の寺社や銭湯をめぐる街歩き、池袋の人気スポットをめぐるツアーの提案を行いました。PRに先立ち、日本側のJVFトップである武部勤日本ベトナム友好議員連盟特別顧問も会場に駆けつけ、学生を激励してくれました。9月23日公園視察ではJVF運営担当者からイベント運営のノウハウについて教わり、イオンモールでのフィールドワークでは、ベトナム人の嗜好や流行などを学ぶことができました。
最終日にはバスで近郊のミトーを観光し、現地の産業や人々の生活について理解を深め、メコン川のクルーズなどを楽しみました。

学期中に他の学習とも並行してフィールドワークや事前準備を進め、渡航直前の2月になって、新型コロナウィルス感染拡大のためにJVFが延期となり、急遽プラン変更を強いられるという過酷な状況でしたが、学生たちは無事にプログラムをやり遂げ、充実感と達成感を味わっていました。
長期間のグループワークによる準備作業と海外での体験型授業を通じて貴重な学びが得られ、学生たちの成長を実感することができました。

海外インターンシップの様子

武部 勤 先生と記念撮影
PR発表会(1)
PR発表会(2)
JVF会場(9月23日公園)視察