緊急事態宣言後の学生の行動指針について
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2020.06.15緊急事態宣言後の学生の行動指針について

帝京平成大学
学長 冲永寛子

新型コロナウイルス感染拡大により4月7日に発令された緊急事態宣言は、首都圏においては5月25日に解除となりました。今日まで、本学の学生のなかに新型コロナウイルス感染者は1名も出ておりませんが、これは皆さんが外出を自粛するなど、節度ある行動に努めた証といえます。

本学では、緊急事態宣言の解除をうけ、6月8日より分散登校という形式で対面授業を再開しています。新入生は、ようやく新しい学園生活を始めることができ、また、上級生も友人との再会を喜んでいると思います。しかしながら、感染再拡大の警戒を呼び掛ける「東京アラート」が6月11日に解除された後も、毎日新たな感染が報道されているように、感染のリスクがなくなったわけではありません。

本学では、学生の皆さんの健康を守り、また、一人ひとりが感染の原因となって、友人や家族などの健康を損ねることがないよう、「新型コロナウイルス感染対策ガイドライン」を定め、5月27日に公表しています。このガイドラインには、感染拡大を防止する「大学内や日常生活における行動」に加え、「課外活動などにおける注意点や禁止事項」も定めています。

感染拡大防止と経済社会活動との両立を図るため、規制が緩和されつつありますが、分散登校を通常の授業へと無事に進めてゆけるよう、特に気をつけること、および厳に慎まなければならない行動を、「学生の行動指針」としてまとめ、改めて注意を喚起することといたしました。特に大学外の生活において、若者が気付かないうちに感染し、接触した人に感染させてしまうことが指摘されています。以下の「学生の行動指針」を守り、一人ひとりが自覚を持って感染予防に努めてください。

学生の行動指針

  • マスクの着用、手洗い、手指消毒を、こまめに行うこと。
  • 十分な睡眠と栄養をとると共に、毎日、体温を測定するなど体調管理に努め、健康に過ごす意識を高めること。
  • 感染情報の収集に努め、不正確な情報に惑わされることなく、注意深く冷静な行動によって健康を守ること。
  • 通学途上や公共交通機関の利用に際しては、咳エチケットなどのマナーや、公衆道徳を守ること。
  • 新入生の歓迎会などのイベント、懇親会、集会などは、当面の間、開催しないこと。
  • 大人数のパーティ、コンパなどは、当面の間、開催しないこと。
  • 少人数による会食や飲み会、カラオケ等も控えること。
  • 不特定多数の人が集まる場所への外出や、イベントなどへの参加は控えること。
  • 感染の危険が高いとされているアルバイトなどに従事することは、極力避けること。
  • 万一の感染に備え、友人、家族など大切な人の健康を守るためにも、毎日の行動メモを残すこと。