経営学研究科 経営学専攻(修士課程)
Faculty

学部・大学院

大学院

経営学研究科 経営学専攻(修士課程)

English et_2025.png

経営学研究科 経営学専攻(修士課程)
経営学研究科 経営学専攻(修士課程)

マーケティング力と課題解決能力を養うことで、
国際的な視点を持ち、多様な社会課題に
対応できる人材を育成します

経営学研究科経営学専攻(修士課程)

近年、技術革新やDX化、グローバル化により新たなビジネスモデルが創出される一方で、現代社会が抱える問題は複雑多様化しています。本研究科では、このような新たなビジネスや課題に対して、経営学分野の高度な知識及び実践的スキルと、ビジネス環境に対応できる高度な課題解決能力を持つ人材の養成を通じて、社会全体の問題解決に寄与することを理念とします。
その理念に基づき「マーケティング力」「最新の技術動向を理解し、実際のビジネスに応用する力」「異なる文化や国際ビジネス環境の理解」「企業倫理や持続可能な経営に関する理論と実践力」を養うための教育プログラムを提供します。

特色

ビジネスの実務に通用する高度な専門知識と実践的スキルを養成します

経営戦略、マーケティング、企業倫理といった経営学の基盤となる知識を修得し、国際的なビジネス環境を理解するための共通基礎科目に始まり、ビジネスの実務において活躍できる実践的なスキルやアントレプレナーシップを身につけるための専門科目に至る体系的なカリキュラムを用意しており、国際的な視点を持ち、現代社会の要請に対応するための専門性と実践的な能力を備えた人材を養成します。

実務経験豊富な教員が専門分野の研究をサポートします

本研究科には、経営倫理、組織論、アントレプレナーシップ、金融ファイナンス、人的資源管理、企業倫理、経営法務などを専門領域とする教員が就任する予定です。また、ビジネスの現場や、銀行、総合商社などの実務経験を有する教員も揃っており、実務事例を通した高度な経営学の専門知識や意思決定の実践方法を学ぶことで、自らが専門とする分野の研究を深めることができます。

課程修了の認定及び学位

課程 修士
在学期間 2年以上4年以下
修得単位及び条件
  • 30単位以上
  • 学位論文審査及び試験に合格した者
学位 修士(経営学)

教育研究及び担当教員
※担当教員、研究指導内容等は変更になる場合があります。

経営戦略論/ベンチャービジネス論/アントレプレナー論

教授 大崎 慎一

企業経営分析/金融リテラシー/金融リスク管理/金融機関経営分析/地方創生

教授 阿部 廉

ファイナンス/経済学(マクロ経済学、ミクロ経済学、ビジネスエコノミクス)/金融論(企業金融、銀行、金融政策)/国際関係論/アジア経済論 /財務分析論/企業経営論

教授 小林 俊之

企業法務とコーポレートガバナンス (商法・会社法、労働法、M&A、コンプライアンス、紛争解決処理)/経営戦略論と経営管理論/人材開発論/起業論とスタートアップ/プロジェクトマネジメント

教授 植村 眞司

企業経営と法務/労働法制(日米比較)/人材開発論/金融商品開発

教授 鈴木 祥司

企業倫理/経営倫理/科学技術者倫理/コンプライアンス経営/企業の社会的責任(CSR)/ケースメソッド教授法

教授 岡部 幸徳

経営組織/経営管理/経営財務/企業金融/ベンチャー企業

教授 下川 智広

マーケティング/商品開発論や製品開発論を中心としたイノベーションマネジメント/地域ブランド開発

准教授 内藤 旭惠

マーケティング/価格設定/マーケティングリサーチ/消費者心理

講師 林 釗

授業科目の概要
※授業科目等は変更になる場合があります。

共通科目
授業科目の名称 講義等の内容
経営戦略概論 企業の目標達成に向けた戦略的意思決定の基本を学ぶ。市場環境や競合分析を通じて、長期的な競争優位性の確立や持続可能な成長を探求する。また経営戦略論を中核として企業に関する様々な知見や課題の解決法を学ぶことにより、経営学全般の知識の整理と再認識をおこなう。
組織行動論 組織内での人間の行動や相互関係に焦点を当て、効果的なリーダーシップ、モチベーション、コミュニケーションなどを通じて組織のパフォーマンス向上について学ぶ。
マーケティング戦略論 商品やサービスの市場における競争戦略の構築と実行に焦点を当て、市場調査やセグメンテーション、4P戦略、顧客への理解などを学び、国際化の視点を踏まえつつ、消費者のニーズに応えるマーケティング戦略を探求する。
企業倫理概論 企業が社会的責任を果たし、持続可能で倫理的な経営を実現するための基本的な原則や価値観について学ぶ。その為にケースメソッド教授法を用い討論を通じて受講生一人一人が自ら倫理的「気づき」を得て、ビジネス活動における「倫理的ジレンマ」を知覚しバランスの取れた意思決定と行動設計の構築の実現を目指す。
企業と経済学 経済学の理論と体系をもとに、企業が市場経済において果たす役割や経済状況の変動に対する企業の適切な対応について理解を深める。
専門科目
授業科目の名称 講義等の内容
デジタルマーケティング戦略論 デジタルマーケティングの基礎から始め、顧客分析、コンテンツ戦略、ソーシャルメディア、広告、データ解釈など、包括的な戦略的アプローチを学ぶ。さらに、競合分析や法律・倫理にも焦点を当て、最終的には実践的なプロジェクトを通じて修得した知識を応用し、戦略的マーケティングプランの構築について学ぶ。
企業の社会的責任とコンプライアンス経営 法的な要件や倫理的な期待に適合しつつ、企業が社会に対して責任を果たすための経営戦略に焦点をあて、SDGsとの関連も含めコンプライアンスの確立と社会的な信頼の構築について探求する。
ビジネスプランニング戦略論 成長企業やベンチャー企業にとって欠かせない、新しいビジネスアイデアを検討し、実行可能なビジネスプランを策定するための戦略的アプローチの実践について焦点を当てて学ぶ。具体的には、市場調査、競争分析、マーケティング戦略、財務計画、リスク評価、実施計画などの要素をふまえた実践的なビジネスプランニングの作成および実行できる能力を習得する。
アントレプレナーシップ・インターンシップ論 起業家精神や新しいビジネスモデルの創出に焦点を当て、実践的な起業スキルやリーダーシップ能力の向上を探求する。さらに現代のビジネス環境でのイノベーションやリスク管理についても包括的に取り扱い、実際のベンチャー企業へのインターンシップも実施する。
ベンチャービジネス論 ベンチャービジネスの概要とベンチャービジネスに関する新規事業やプロジェクトの計画と実行に関する知識を深く学び、市場分析、財務計画、実行計画の策定など、総合的なビジネスプランの作成手法を修得する。総論としての日本および米国におけるベンチャービジネスの歴史、近年の環境その中でのベンチャービジネスの対応等、事例を多用し述べていく。さらに、ベンチャービジネスにおけるイノベーションの推進や新規事業の創出に焦点を当て、イノベーションの促進方法および経営戦略におけるイノベーションを中心に学んでいく。
企業会計とファイナンス 企業の財務諸表と資金管理に焦点を当て、会計原則や財務分析の手法を学び、企業価値向上と持続的な成長をサポートするためのファイナンスの概念を理解する。
経営法務概論 経営における法的な基本概念や契約、労働法、企業法などに関する知識を学ぶとともに、法的リスクの管理やビジネス取引の法的側面を理解する。
研究科目
授業科目の名称 講義等の内容
経営学特別研究 経営学研究科修士課程での学修を踏まえ、学生の研究動機に基づき、経営学の学術的発展に貢献しうる研究計画を立案し、研究倫理を遵守してデータの収集・分析、論文作成、発表に至るまでの一連の研究過程を通し、研究を推進し、修士論文を執筆することができる能力を修得する。

帝京平成大学 大学院ガイドブック

帝京平成大学 大学院ガイドブックを閲覧できます。

発行物 一覧