健康科学研究科 健康栄養学専攻(修士課程)・健康科学専攻 健康栄養学分野(博士課程)
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健康科学研究科 健康栄養学専攻(修士課程)・健康科学専攻 健康栄養学分野(博士課程)

健康科学研究科 健康栄養学専攻(修士課程)・健康科学専攻 健康栄養学分野(博士課程)
健康科学研究科 健康栄養学専攻(修士課程)・健康科学専攻 健康栄養学分野(博士課程)

“食と栄養”のスペシャリスト、リーダー及び教育者・研究者を養成します

※2020年度の内容となります。準備ができ次第、更新いたします。

健康科学研究科 健康栄養学専攻修士課程

本研究科の教育目的は、食・栄養・健康に関する高度な専門的な知識と能力を修得し、それらを応用し、食の安全性、生活習慣病などの疾病の予防と対応、保健活動、行政活動などでの食や栄養に関する問題点を見出し、解析し、解決する能力及びそれらを実践できる能力を養うことです。これらを通して“食と栄養”のスペシャリスト、管理栄養士のリーダー、“食・栄養と健康・疾病”に関する教育者・研究者、食品関連業界の研究者などを養成することを目的としています。

近年、日本では、生活習慣病の増加、食の安全への不安、食文化の喪失など食に関する問題が深刻になっています。これらの問題に対応するために、食育基本法の設立・実践や栄養教諭の普及など国を挙げての取り組みがなされています。また、様々な疾病で栄養状態の改善が患者のQOLや予後に大きく関与することが明らかになり、医食同源の重要性が再認識され、Nutritional support teamの充実が求められています。さらに、一般社会での機能食品や栄養補助食品の普及はめざましく、機能性食品などを適切に利用するための栄養学的知識の普及も必要とされています。食の安全も重要な課題です。このように、栄養の専門家に対する社会のニーズは非常に高くなっています。本研究科はこのような社会のニーズに応える人材を養成します。

健康科学研究科 健康科学専攻健康栄養学分野(博士課程)

健康栄養学分野では、修士課程で修得した“栄養・食に関する課題設定・問題解決・成果発表能力”をより高度なレベルに高める教育を行います。また、このような問題解決には関連職種の専門家との協力が不可欠です。関連の専門家と協力して研究を行う経験を積んで、真のコミュニケーション能力を培います。さらに、英語論文を積極的に読む習慣を修得し、英語の読解力・発表能力を身につけ、国際的に活躍できるように支援します。これらを通して、栄養・食の領域で指導者として活躍できる能力を養成します。

研究科長からのメッセージ

多職種連携的実践教育から学際的研究へ

医療の場ではチーム医療の重要性は常識になっています。昨今は医療施設内でのチーム医療の枠を越えて、在宅医療、障がい者や高齢者のケア、要介護予備軍への対処、さらには地域住民全体の健康の維持・増進など、行政を含めた関連他職種との連携が必要な状況が増えています。そして教育の場では、多職種連携教育という用語がキーワードになっています。多様な医療職種の院生が共に学ぶ健康科学研究科は、各専門分野の医療技術者としての卓越を目指すだけではなく、他職種を理解し、連携力やリーダーシップを身につけ、健康科学の広い視野に立って学際的領域の研究にも興味を持つなど、臨床や教育・研究の場で将来活躍・発展する素地を作る良い機会を提供できると思います。本研究科を修了した有為な人材が、種々の分野で活躍することを期待しています。

専攻長からのメッセージ

健康を支える栄養のスペシャリストの養成

松井 輝明
健康栄養学専攻長 松井 輝明 Matsui Teruaki

 本専攻では、栄養学の基礎から臨床まで幅広い領域の指導教員による教育を行い、栄養学の教養を真に深めることができます。これは、専攻科学生が、将来、栄養学領域でリーダーになるために役立ちます。また、臨床栄養学など様々な専門領域の指導教員がいますので、専攻科学生は自身の希望に応じて、関心のある領域を選び、研究することができます。
教員は国際的にも活躍し、厚生労働省・内閣府などの行政でも活躍しています。これらの実績を活かして、学生一人ひとりの研究テーマに即したきめ細かな指導を行いますので、着実に研究成果を上げることができます。
課題の設定、研究方法、課題解決能力を養成します。また、楽しく、かつ切磋琢磨して研究することをモットーにしています。就職についても支援し、卒業後も継続的に支援します。

特色

多職種からなる教員による指導で、他職種との連携能力を養成します

栄養学及び医療の実践と研究には、関連専門家との協力が欠かせません。本専攻の教員は、臨床医師(小児科医、消化器内科専門医)、管理栄養士、薬剤師、解剖学、生物科学、免疫学、脳神経学、農芸化学、水産学など専門が多彩です。さらに、本専攻の特徴は、グループ校である帝京大学の医学部及び附属病院と密に共同研究を行っている点と多彩な専門家が教員として協力して教育に当たっていることです。本専攻で学ぶことにより、自然と他職種の専門家と協力する能力を身につけることができるようになります。

社会のニーズに応える栄養・食の課題解決能力を養成します

本専攻では、社会のニーズに応える栄養・食のスペシャリストを養成することを目標としています。教員は、健康食品開発、行政での栄養教育、食品分析、食事摂取基準の策定、厚生労働省委託研究など、近年の食に関する大きな社会的課題に関して優れた研究実績と実務経験を有しています。これらの実績と経験を活かし、学生に対して社会のニーズを読み取る能力、社会のニーズに応える課題解決能力を養成します。

課程修了の認定及び学位

健康科学研究科 健康栄養学専攻(修士課程)

課程 修士
在学期間 2年以上4年以下
修得単位及び条件
  • 30単位以上
  • 学位論文の審査及び試験に合格した者
学位 修士(健康科学)

健康科学研究科 健康科学専攻 健康栄養学分野(博士課程)

課程 博士
在学期間 3年以上6年以下
修得単位及び条件
  • 16単位以上
  • 学位論文の審査及び試験に合格した者
学位 博士(健康科学)

※担当教員、研究指導内容などは変更になる場合があります。教育研究及び担当教員

健康科学研究科 健康栄養学専攻(修士課程)

食品機能学

教授 松井 輝明

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我が国では、以前より食品による健康維持について関心が高く、医食同源という思想が通常の食生活に深く関わっています。食物には、生体活動の調整、生体の自然治癒力腸内細菌叢の構築等の機能が備わっています。食品の機能を科学的に検証し、健康維持、健康促進、病気の予防、医療への応用等機能性食品や補助食品の役割について明らかにします。

臨床栄養学

教授 福島 亮治

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栄養はあらゆる疾病治療の基礎となるものです。いかなる高度な治療技術も栄養状態が悪ければ十分な効果を得ることはできません。疾病の病態を詳細に把握し、それに即した適切な栄養治療を行うことが極めて重要です。各種疾病に関する高度な専門知識を深め、栄養治療に関する最新の知見を身につけ、課題に対して研究することで、栄養治療に関する問題解決能力を養成します。

食物認知生理学

教授 長濱 辰文

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食物であることを認知することは食行動による生命維持にとって非常に重要なことです。しかしながら、自然発生的老化や認知症発症により食物認知機能が障害を受け、食障害が起こることが知られています。このメカニズムとしては、味覚・嗅覚などの感覚障害、食行動に関わる中枢の機能障害などが挙げられますが、ここでは中枢機能障害に着目し、障害を受けている部分を神経回路網のレベルから解明し、この障害の治療を目指す研究を行います。実験ではこの分野のモデル動物として知られるアメフラシを用い、老化動物や認知症発症動物において発現する食障害の中枢メカニズムを、神経生理学、神経行動学の研究手法を用いて明らかにします。

食感性工学

教授 前田 竜郎

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食品の2次機能である美味しさや食べる喜びなどの要因は、食感、香り、呈味、色調、外観、組織構造、咀嚼音などに由来する外的刺激(知覚的要因)、ヒトの有する心理的・生理的条件に由来する内的刺激(要求的要因)、そして、食品について認知される付加情報に由来する外的刺激(認知的要因)に大別されます。上述した相互関連性を考慮した食感性モデルが提案されています。そこで、この「美味しさ」のモデルに関する検討を行うため、実際に市場で販売されている商品を例として、これらの要因がどのように影響しているかについて研究します。

応用栄養学

准教授 野口 律奈

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主に、以下の課題に対する研究、及び研究結果を現場で活かす力を養います。
・うつ病患者の栄養的課題
・うつ病患者のリハビリテーションとしての調理実習
・高齢者のフレイル(身体的、精神と心、社会的フレイル)の3つの側面
・災害時の栄養問題・その他、食生活に関するテーマ

健康科学研究科 健康科学専攻 健康栄養学分野(博士課程)

臨床栄養学(食品)

教授 医学博士 松井 輝明

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生活習慣病などの臨床栄養での問題点・課題を現場からくみ取り、我が国及び英文の論文を調べ、問題解決のための研究を学びます。さらに、その成果の学会発表能力及び論文作成能力を培います。これらを経験し、独自で課題設定し、問題解決する能力を修得します。

食品機能学

教授 医学博士 松井 輝明

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我が国では以前より食品による健康維持について関心が高く、医食同源という思想が通常の食生活に深く関わっています。食物には、生体活動の調整、生体の自然治癒力腸内細菌叢の構築等の機能が備わっており、この食品の機能を科学的に検証し健康維持、健康促進、病気の予防、医療への応用等機能性食品や補助食品の役割について明らかにします。

食物認知生理学

教授 薬学博士 長濱 辰文

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食物であることを認知することは食行動による生命維持にとって非常に重要なことです。しかしながら、自然発生的老化や認知症発症により食物認知機能が障害を受け、食障害が起こることが知られています。このメカニズムとしては、味覚・嗅覚などの感覚障害、食行動に関わる中枢の機能障害などが挙げられますが、ここでは中枢機能障害に着目し、障害を受けている部分を神経回路網のレベルから解明し、この障害の治療を目指す研究を行います。実験ではこの分野のモデル動物として知られるアメフラシを用い、老化動物や認知症発症動物において発現する食障害の中枢メカニズムを、神経生理学、神経行動学の研究手法を用いて明らかにします。

応用栄養学

准教授 博士(栄養学) 野口 律奈

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メンタルヘルスと栄養、高齢者のフレイル予防、災害栄養、その他食生活に関して、現在の我が国で課題となっているテーマを見出し、論文を調べ、問題解決のための研究をし、その成果を学会及び論文で発表する力を培います。

臨床栄養学

教授 博士(医学) 福島 亮治

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栄養はあらゆる疾病治療の基礎となるものです。いかなる高度な治療技術も栄養状態が悪ければ十分な効果を得ることはできません。疾病の病態を詳細に把握し、それに即した適切な栄養治療を行うことが極めて重要です。各種栄養治療は国や地域、その文化的背景などで多少ことなることもありますが、各種疾病に関する世界の栄養治療の最新の知見を検索し、課題に対して研究することで、栄養治療に関する問題解決能力を養成します。

健康管理学

教授 博士(薬学) 牟田 真理子

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日本人の三大死因の1つのがんは食習慣などの生活習慣が関係しています。がんを予防するための食生活について文献検索し、がん患者の生活の実態を調査し、栄養や食事の面からがんを予防する方法を検討し、健康の維持管理について研究します。また、がん患者の治療中の食事摂取や栄養摂取状況について調査し、治療中のがん患者の健康状態の向上について検討します。