健康科学研究科 作業療法学専攻(修士課程)・健康科学専攻 作業療法学分野(博士課程)
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大学院 大学院 ※2018年度取材内容となります。準備が出来次第、更新いたします。

健康科学研究科 作業療法学専攻(修士課程)・健康科学専攻 作業療法学分野(博士課程)

健康科学研究科 作業療法学専攻(修士課程)・健康科学専攻 作業療法学分野(博士課程)
健康科学研究科 作業療法学専攻(修士課程)・健康科学専攻 作業療法学分野(博士課程)

作業療法学領域の指導者、研究者として、生涯研鑽し続ける人材を養成します

健康科学研究科 作業療法学専攻修士課程

病気や障がいのある人々の自立(律)的な生活を支援するための作業療法は、いわゆる実践科学として、人の誕生から死に至るまでを守備範囲としています。作業療法士が働く領域は、身体障害をはじめ、精神障害、老年期、発達障害そして在宅地域と多岐にわたりますが、研究分野も今日では、それらの領域における作業療法学固有の視点に加え、医学、教育、職業、社会、及びリハビリテーション工学などと連携しながら、学際的な広がりのなかで実施されています。

本専攻では、急性期から地域で在宅生活を送る障がいのある人々や障害予備軍を対象に、彼らの作業(occupation)の獲得や遂行を支援するための理論や手法に関する基礎研究をはじめ、病気や障害の有無に関わらず、全ての生活者の「健康の維持増進」や「障害予防」に寄与、貢献する応用研究を通して、最新の作業療法学の構築に向けた研究を行います。

具体的な基礎研究としては、手指機能と日常生活動作の分析や心身諸機能と作業活動の解析について、また応用研究では、例えば、障がいや難病のある方々の就労支援のあり方や手法に関する研究、老年期の生活障害に関する研究になります。さらに本専攻のカリキュラムポリシーでもある教育者の養成として、作業療法教育とその教育方法に関する研究も奨励いたします。

健康科学研究科 健康科学専攻作業療法学分野(博士課程)

作業療法学分野では、修士課程で修得した研究能力をさらに高め、作業療法固有の視点に基づく研究を奨励いたします。例えば、病気や障がいのある人々が意味のある作業役割を遂行できるよう、新しい能力評価や支援の手法を開発研究できる人材の養成を目指しています。さらにまた、高齢者をはじめ人々の健康維持や増進、及び障害予防に向けて、他領域とも連携した学際的かつ新規性に富んだ研究を通し、人々の自立(自律)生活支援に貢献できる教育・研究者を養成します。

研究科長からのメッセージ

多職種連携的実践教育から学際的研究へ

山本 通子
健康科学研究科長 山本 通子 Yamamoto Michiko

医療の場ではチーム医療の重要性は常識になっています。昨今は医療施設内でのチーム医療の枠を超えて、在宅医療、障がい者や高齢者のケア、要介護予備軍への対処、さらには地域住民全体の健康の維持・増進など、行政を含めた関連他職種との連携が必要な状況が増えています。そして教育の場では、多職種連携教育という用語がキーワードになっています。多様な医療職種の院生が共に学ぶ健康科学研究科は、各専門分野の医療技術者としての卓越を目指すだけではなく、他職種を理解し、連携力やリーダーシップを身に付け、健康科学の広い視野に立って学際的領域の研究にも興味を持つなど、臨床や教育・研究の場で将来活躍・発展する素地を作るよい機会を提供できると思います。本研究科を修了した有為な人材が、種々の分野で活躍することを期待しています。

専攻長からのメッセージ

新しく総合的な作業療法学を探究していきます

根本 悟子
作業療法学専攻長
根本 悟子 Nemoto Satoko

リハビリテーションを推進する国際モデルであるICF(国際生活機能分類)は、病気や障がいのある人々の心身機能や活動、及び社会参加を促進する要因として、健康状態はもとより環境因子や個人因子の全てが双方向に影響し合うとしています。作業療法士は、そのいずれの場面でも、対象者の自立(律)的で満足のいく生活を遂行できるよう支援する専門職として、病気や障害により生じた様々な喪失の回復や、障害予防に貢献することを目的とした基礎的及び応用的研究を行います。
本専攻は、交通至便な池袋キャンパスに開設されていることから、キャリアを中断することなく学修を深化させ、実践的研究能力を修得することが可能です。チャレンジ精神のある研究意欲あふれる方々の入学を歓迎いたします。

特色

実験研究から作業療法介入の手法まで総合的な力を養成します

障がい者や高齢者の作業遂行能力について、主に身体機能面に関する生体力学的手法による分析をもとに、機能回復の方法や生活支援機器、及び住環境整備による作業療法介入の手法について研究指導を行います。また、上肢機能障害については、運動学的視点を加味した実験研究も行います。

幼児期から老年期にわたる生活障害の課題解決能力を養成します

幼児期から老年期までを対象に、人々の生活障害を明らかにし、作業療法士の視点による分析と環境調整による生活の再構築、地域生活支援のあり方に関する研究を行います。研究に際しては、学内にとどまらず、臨地・臨床の場でデータを集めることやフィールドワークを推進していきたいと思います。

課程修了の認定及び学位

健康科学研究科 作業療法学専攻(修士課程)

課程 修士
在学期間 2年以上4年以下
修得単位及び条件
  • 30単位以上
  • 学位論文の審査及び試験に合格した者
学位 修士(健康科学)

健康科学研究科 健康科学専攻 作業療法学分野(博士課程)

課程 博士
在学期間 3年以上6年以下
修得単位及び条件
  • 16単位以上
  • 学位論文の審査及び試験に合格した者
学位 博士(健康科学)

※担当教員、研究指導内容などは変更になる場合があります。教育研究及び担当教員

健康科学研究科 作業療法学専攻(修士課程)

障がい者などの感覚と外部環境、認知機能に対する 他覚的調査・分析・介入について

教授 関 一彦

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ADLやIADLの維持・向上に関係する外部環境や五感の状態、障害のプロフィールを踏まえた作業療法プログラムの設計や生活上の注意・支援を分析し介入できるよう指導を行います。特に、神経変性疾患領域では記憶、感情、情動と深く関係する嗅覚障害やパーソン・センタード・ケア的な視点などから考えられるよう指導します。

身体及び認知機能障害に対する評価の仕方と援助のあり方について

教授 古城 徹

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超高齢化を迎える社会の要請に応えるために、脳梗塞などの身体的疾患及び認知症などの認知障害について、さらに理解を深めるための知識を身に付け、障がいを持つ人々への具体的アプローチを探るための研究指導を行います。

障がい者などの動作・活動時の身体機能分析と介入分析に基づく生活支援機器などを用いた環境調整

教授 根本 悟子

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障がい者・高齢者の作業遂行能力障害について、主として身体機能面の運動学・生体力学的手法による分析と機能改善、障害に応じた生活支援機器や住環境などの環境調整による作業療法介入の方法について研究指導を行います。

障がい児・者の生活活動における身体機能低下の分析と介入及び環境調整

教授 樋口 正勝

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身体障害、老年期障害及び発達障がい児・者を対象に、生活活動における身体機能低下(特に廃用症候群など)を人間工学的に分析し、予防的介入と共に環境調整の手段を探究します。

高齢者のWell-being、超高齢社会における地域リハビリテーションに関わる作業療法

准教授 菊池 和美

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高齢者の心身の健康とQOL維持に必要となる介入や環境調整、家族支援、地域コミュニティの仕組みづくり、及び、日常生活・生活関連活動の維持、余暇社会活動への参加・貢献に関わる作業療法の現状分析と支援法について研究指導を行います。余暇社会活動では、高齢・障がい者が生活を共にする動物に関する研究指導を行います。

認知症高齢者とその家族に対する作業療法、作業療法士のキャリア教育

准教授 伊藤 剛

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認知症高齢者(特に重度認知症)とその家族に対する心理的援助、作業療法の介入方法について研究指導を行います。また、作業療法士養成課程ならびに卒後における、臨床教育の現状分析と教育方法について研究指導を行います。

健康科学研究科 健康科学専攻 作業療法学分野(博士課程)

障がい者などの活動・動作時の身体機能分析と介入分析に基づく生活支援機器などを用いた環境調整

教授 博士(作業療法学) 根本 悟子

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障がい者・高齢者の作業遂行能力障害について、主として身体機能面の運動学・生体力学的手法による分析と機能改善、障害に応じた生活支援機器や住環境などの環境調整による作業療法介入の方法について研究指導を行います。

高齢者のWell-being、超高齢社会における地域リハビリテーションに関わる作業療法

准教授 博士(老年学) 菊池 和美

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高齢者の心身の健康とQOL維持に必要となる介入や環境調整、家族支援、地域コミュニティの仕組みづくり、及び、日常生活・生活関連活動の維持、余暇社会活動への参加・貢献に関わる作業療法の現状分析と支援法について研究指導を行います。余暇社会活動では、高齢・障がい者が生活を共にする動物に関する研究指導を行います。