健康科学研究科 言語聴覚学専攻(修士課程)・健康科学専攻 言語聴覚学分野(博士課程)
Faculty

学部・大学院

大学院 大学院 ※2018年度取材内容となります。準備が出来次第、更新いたします。

健康科学研究科 言語聴覚学専攻(修士課程)・健康科学専攻 言語聴覚学分野(博士課程)

健康科学研究科 言語聴覚学専攻(修士課程)・健康科学専攻 言語聴覚学分野(博士課程)
健康科学研究科 言語聴覚学専攻(修士課程)・健康科学専攻 言語聴覚学分野(博士課程)

言語聴覚学領域における指導的役割を担う臨床家、研究者を養成します

健康科学研究科 言語聴覚学専攻修士課程

言語聴覚学は、広い基礎知識を基盤とする学際的な応用の学問です
言語聴覚学は、正常なコミュニケーション過程の科学的究明を基盤として、言語・コミュニケーションの多種多様な問題に関して、その症状の記述、評価、原因の究明を目指す、いわば基礎と臨床を統合した学問分野です。言語科学系、心理・教育・社会科学系、医学系、工学系などに及ぶ広い基礎知識を基盤とする学際的専門領域であり、これらの基礎科学で得られた知識を応用して障害の治療にあたることを目的とします。
 
高度の専門性を持ち指導的役割を担う臨床家、研究者を養成します
近年、社会の高齢化、医療技術の進歩・高度化に伴う疾病構造の変化や社会システムの変化等に伴い、言語聴覚療法のニーズが多様化しています。健康科学研究科言語聴覚学専攻では、これらの社会状況をふまえ、人間のコミュニケーションの発達とその障害に対する豊かな知識を備え、多様な社会的ニーズに即した支援を行う高度の専門性を持ち、言語聴覚学領域における指導的役割を担う臨床家、研究者の養成を目指します。
 
言語聴覚学専攻で学ぶことは(専門科目について)
開講されている専門科目「言語聴覚学特論演習」では言語・コミュニケーションを生涯発達の視点から学びます。「言語聴覚障害学特論演習」では言語の諸問題を多面的・分析的に評価する方法論について、「言語聴覚療法学特論演習」では訓練技法や包括的支援について、これまでの研究の歩みを学びつつ、内外の文献講読や症例検討から最新の知見について学びます。

健康科学研究科 健康科学専攻言語聴覚学分野(博士課程)

言語聴覚学分野では、修士課程での教育研究を更に深化させ、広く社会に貢献できる問題解決能力を持ち、言語聴覚領域の先駆的な研究を推進できる研究者、教育者、臨床家の養成を目指します。広い研究視野の形成のために、言語・コミュニケーションを生涯発達の視点から研究する「言語聴覚学」、言語の諸問題を多面的・分析的に評価するための方法論を研究する「言語聴覚障害学」、訓練技法や包括的支援について研究する「言語聴覚療法学」を教育の大きな3つの柱としています。

研究科長からのメッセージ

多職種連携的実践教育から学際的研究へ

山本 通子
健康科学研究科長 山本 通子 Yamamoto Michiko

医療の場ではチーム医療の重要性は常識になっています。昨今は医療施設内でのチーム医療の枠を超えて、在宅医療、障がい者や高齢者のケア、要介護予備軍への対処、更には地域住民全体の健康の維持・増進など、行政を含めた関連他職種との連携が必要な状況が増えています。そして教育の場では、多職種連携教育という用語がキーワードになっています。多様な医療職種の院生が共に学ぶ健康科学研究科は、各専門分野の医療技術者としての卓越を目指すだけではなく、他職種を理解し、連携力やリーダーシップを身に付け、健康科学の広い視野に立って学際的領域の研究にも興味を持つなど、臨床や教育・研究の場で将来活躍・発展する素地を作るよい機会を提供できると思います。本研究科を修了した有為な人材が、種々の分野で活躍することを期待しています。

専攻長からのメッセージ

多様な言語コミュニケーション障害の支援ニーズに応えられる専門教育と研究

瀬戸 淳子
言語聴覚学専攻長 瀬戸 淳子 Seto Junko

本専攻では、「言語聴覚学」「言語聴覚障害学」「言語聴覚療法学」の3研究分野について研究を行います。「言語聴覚学」は、言語・コミュニケーション機能の発達と障害について、生涯発達という視点から学び、言語聴覚障害研究の基礎力を養います。「言語聴覚障害学」は、言語・コミュニケーションの諸問題を多面的視点から評価・分析するための最新の知識と研究方法を修得し、対象者の抱える問題を包括的に解釈する力を養います。「言語聴覚療法学」は、機能訓練の技法や包括的な支援についての方法論を研究し、臨床での実践能力を養います。それぞれの分野で豊富な臨床歴、研究歴を持つ教員が研究指導を行う態勢を整えております。言語聴覚障害学に関する明確な研究意欲を持ち、積極的に研究活動を遂行できる人材を求めます。

言語聴覚学専攻(修士課程)特色

生涯発達の視点から、言語・コミュニケーション機能に関する基礎研究を進めます

乳幼児期から老年期にいたる言語・コミュニケーションの発達とその基礎となる認知機能、聴覚、発声・発語機能の発達、及びそれぞれの発達段階で出現する問題や障害、加齢変化について、生涯発達の視点から総合的に学び、言語聴覚障害研究の基礎力をつけます。言語・コミュニケーションについて各発達段階の特徴を考察しながら、神経心理学的視点、言語発達心理学的視点、認知心理学的視点などから研究を深めます。

多面的視点から評価・分析するための方法論、及び訓練・支援法の研究を進めます

観察法、調査法、実験法、事例研究法、エピソード記述を通した研究法など、言語・コミュニケーション障害の諸問題を評価・分析するための様々な方法論や、個人を包括的にとらえる方法論を研究します。また、言語・コミュニケーション障害に対する機能訓練法、障害特性に応じたAACの適用等について研究を深めます。生活支援、家族支援、教育支援、就労支援の視点から、臨床実践のあり方や地域社会への支援方法についても実証的な研究を行います。

課程修了の認定及び学位

健康科学研究科 言語聴覚学専攻(修士課程)

課程 修士
在学期間 2年以上4年以下
修得単位及び条件
  • 30単位以上
  • 学位論文の審査及び試験に合格した者
学位 修士(健康科学)

健康科学研究科 健康科学専攻 言語聴覚学分野(博士課程)

課程 博士
在学期間 3年以上6年以下
修得単位及び条件
  • 16単位以上
  • 学位論文の審査及び試験に合格した者
学位 博士(健康科学)

※担当教員、研究指導内容などは変更になる場合があります。教育研究及び担当教員

健康科学研究科 言語聴覚学専攻(修士課程)

言語・コミュニケーションの発達と障害に関する分野

教授 瀬戸 淳子

詳細を見る

言語発達及び言語発達障害について、言語発達心理学、臨床発達心理学的観点から研究指導を行います。特に、発達障がい児や言語発達遅滞児の言語・コミュニケーションの評価や支援に関する研究、また、障がい児を取り巻く周囲の人々への言語支援に関する研究について指導を行います。

高次脳機能障害とコミュニケーション障害に関する領域

教授 廣實 真弓

詳細を見る

脳血管障害、脳外傷、てんかんなどにより生じた高次脳機能障害とコミュニケーション障害との関係を研究しています。高次脳機能障害やコミュニケーション障害のある人々に対する就労支援や、社会生活支援のための包括的な介入法について指導します。

聴覚障がい児・者のコミュニケーションとQOL、臨床支援に関連する分野

教授 黒田 生子

詳細を見る

聴覚や言語に障害を有する人々の「現実(アクチュアリティ)」の視点から、当事者(患者、家族)にとって「より良く生きる」ための支援とは如何なるものであるのかを、臨床の場における関与観察とエピソードの記述を用いて質的に研究します。また「相互主体性」の観点に立ち、臨床家と患者双方を検討対象とする方法を吟味します。

言語・非言語コミュニケーション障害の脳内メカニズムに関する認知神経心理学的アプローチ

教授 永井 知代子

詳細を見る

脳血管障害や神経変性疾患などにより、脳の一部あるいは脳内ネットワークが破綻をきたしたとき、どのようなコミュニケーション障害が生じるのかについて研究しています。特に、顔や表情認知とその障害をきたす脳領域、描画発達とコミュニケーション障害の関係などが関心領域です。研究指導では、研究プランの立て方や脳画像を含むデータの見方から、効果的な論文作成の方法までを指導します。

失語症・高次脳機能障害の評価・訓練・指導に関する分野

教授 相馬 有里

詳細を見る

失語症・高次脳機能障害に関する基礎的、臨床的な研究について対応します。特に失語症の会話や談話の分析方法などについて指導を行います。

高次脳機能障害の評価・治療・介入、及び加齢による認知機能の低下に関する領域

准教授 植田 恵

詳細を見る

高次脳機能障害全般について扱いますが、なかでも特に認知症の神経心理学的評価の枠組みと解釈、治療・介入の技法などについて取り上げます。また加齢による認知機能の低下についての基礎的研究にも対応します。

健康科学研究科 健康科学専攻 言語聴覚学分野(博士課程)

コミュニケーション障害、談話分析、高次脳機能障害、神経心理学、全人的リハビリ

教授 博士(言語学) 廣實 真弓

詳細を見る

コミュニケーション障害や高次脳機能障害に対する言語病理学的、神経心理学的観点からの評価、介入について指導します。

聴覚障がい児・者のコミュニケーションとQOL、臨床支援

教授 博士(人間環境学) 黒田 生子

詳細を見る

聴覚言語障がい児・者が「より良く生きる」ための支援について、関与観察とエピソード記述の手法を用いて吟味し、質的な研究を行います。

認知神経心理学

教授 博士(医学) 永井 知代子

詳細を見る

後天性・先天性脳疾患により生じる認知機能障害の脳内メカニズムに関して、臨床症例に基づいた研究の方法を指導します。

高次脳機能障害の評価・治療・介入及び加齢による認知機能の低下に関する領域

准教授 博士(老年学) 植田 恵

詳細を見る

認知症などの高次脳機能障害、及び加齢による認知機能の低下に関する神経心理学的手法を用いた研究について指導します。