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大学入試の出願まるわかりガイド!出願の時期や流れなどわかりやすく解説

コラム

大学入試の出願まるわかりガイド | 出願の時期や流れなどわかりやすく解説

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大学受験が目前に迫り、出願の準備を進めている人も多いことでしょう。出願の具体的な手続きや必要な書類がわからず、不安を感じていませんか?

「出願締切に間に合わなかった」「書類に不備があった」となれば、そもそも受験すらできません。安心して受験勉強に励むためにも、できるだけ早く必要書類や準備物を用意しておきましょう。本記事では、大学入試の出願時期や出願の流れ、注意点などを解説していきます。

大学入試の出願とは?願書との違いを解説

大学入試でよく登場する言葉に「出願」と「願書」がありますが、両者の意味は異なります。出願は受験の意思を大学側に願い出る行為のことで、書類提出から受験票の受け取りまでの一連の流れを指します。出願して初めて受験資格が得られるため、出願締切の遵守や必要書類の提出など、不備やミスがないようにしましょう。

一方、願書とは、大学受験で必要な申請書類のことです。大学の募集要項には「出願書類」と記載し、調査書や志望理由書などをまとめて願書と呼ぶことがあります。また入学志願書を願書とし、受験の意思を伝える正式な書類として位置付けているなど、大学ごとに願書の意味合いがやや異なります。

大学入試の出願の流れ

ここでは、出願の流れを順を追って解説していきます。

1. 募集要項を入手する

まずは、募集人数や出願の締切などが記載されている、大学の募集要項を確認していきましょう。

募集要項は、基本的に各大学の公式サイトから閲覧・ダウンロードできます。また近年はインターネット上での出願(Web出願)が主流となっており、SNSやホームページでの情報発信に力を入れている大学も多いです。大学・学部によっては情報が都度更新・変更される場合もあるため、最新情報を随時確認しましょう。

2. 必要な書類をそろえる

次に、入試に必要な書類(願書)を準備していきましょう。たとえば、以下のような書類を大学に提出します。

  • 成績証明書、調査書
  • 学校長からの推薦書
  • 活動報告書
  • 志望理由書・自己推薦書
  • 写真票
  • 入学志願書
  • 資格・検定取得証明書

書類提出は「郵送のみ」とする場合や、「書類の一部を郵送して一部をWeb上で手続き」とする場合など、大学ごとに対応が異なります。書式のルールや提出締切なども違うため、大学ごとの募集要項をよく確認しておきましょう。

3. 志願票の作成・記入と受験料の支払い

必要書類が集まれば、志願票の作成と記入に移ります。筆記の場合は誤字脱字が起きやすいため、「鉛筆で下書きした後に消えないボールペンで書く」といった丁寧な記入を心がけます。また、提出書類はコピーしておきましょう。Web出願では、登録情報にミスがないように気をつけてください。

銀行振込やクレジットカードなど、受験料の支払い方法も大学によって異なります。支払いが期限内に完了していなければ、出願が無効になるため注意が必要です。入金の証明として、領収書も受験終了まで保管しておきましょう。

4. 書類を提出する

次に、必要書類を大学に提出します。郵送の場合、封筒に必要書類をそろえて指定の宛先に送付します。「不備がある」「締切を過ぎている」といった場合、書類が受理されないため日程は必ず確認し、カレンダーなどにメモしておくようにしましょう。

また出願書類は重要書類であるため、追跡可能な速達・簡易書留で送ります。送付方法は大学側が指定するケースもあるため、募集要項をよく読んでおきましょう。提出後は大学からの通知を確認し、出願が正しく受理されたことを確認します。

5. 受験票の受け取り

出願書類が大学に受理されると、受験票を受け取れます。受験票は入試当日に必要な書類で、氏名や受験番号、試験会場、試験日程などが記載されています。郵送で届く場合や、大学のサイトから印刷する場合など、受け取り方法は大学によって異なります。

受験票を受け取ったら、内容に誤りがないかを必ず確認をするようにしてください。特に氏名や試験会場に間違いがあると、入試当日の混乱やトラブルの原因になります。受験票は試験日に必ず持参する必要があるため、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

国公立大学・私立大学の出願時期一覧

ここでは、国公立大学と私立大学、それぞれの出願時期の目安と注意点をまとめました。

国公立大学

以下は、国公立大学の出願の目安です。

時期 出願・合格発表・入試日程
2026年 9月~11月 国公立大学 総合型選抜 出願・合格発表
2026年 11月~12月 国公立大学 学校推薦型選抜 出願・合格発表
2027年 1月16日・17日 大学入学共通テスト 試験(本試験)
2027年 1月25日~2月3日 国公立大学 一般選抜 出願
2027年 2月25日~ 国公立大学 前期日程 試験
2027年 3月1日~10日 国公立大学 前期日程 合格発表
2027年 3月8日~ 公立大学 中期日程 試験
2027年 3月12日~ 国公立大学 後期日程 試験
2027年 3月20日~24日 公立大学中期日程・後期日程 合格発表

参考:一般社団法人 国立大学協会

国公立大学(一般選抜)の2次試験では、前期・後期など、募集人員を分けて試験を実施します。受験生はそれぞれの期日で出願でき、「同じ学部を前期・後期で受験」「前期は志望校、後期は別の大学を受験」といったことが可能です。

ただし前期日程に合格して入学手続きを行うと、中期・後期日程の合格権利は失われます。そのため志望校は前期日程で受験しましょう。

参考:河合塾-共通テストと2次試験で決まる国公立大学入試

私立大学

以下では、私立大学の出願時期の目安をまとめました。

時期 出願・合格発表・入試日程
2026年 9月~11月

学校推薦型選抜 / 総合型選抜 出願

2026年 9月~12月 学校推薦型選抜 /  総合型選抜 選考・合格発表
2026年 10月~12月 大学入学共通テスト 試験出願
2027年 1月上旬頃 大学入学共通テストの利用 出願締切(事前出願)
2027年 1月16日・17日 大学入学共通テスト 試験
2027年 2月頃 大学入学共通テストの利用 出願締切(事後出願)
2026年 12月下旬~2027年 2月下旬頃 一般選抜 出願
2027年 1月下旬〜3月上旬頃 一般選抜 試験
2027年 2月下旬~3月中旬 一般選抜 合格発表

参考:ベネッセ
※私立大入試は大学独自の選抜方式が多く、入試日程は一律ではありません。本スケジュール表は一般的なモデルケースを示したものです。併願校の検討や学習計画の目安として参照し、最終的な確定日程については、必ず各大学が公表する最新の入試情報を確認してください。

私立大学の場合、共通テストの成績を利用して受験する「共通テスト利用入試」があります。その場合は、出願時期に注意が必要です。私立大学では、共通テスト受験前に締め切る「事前出願」と、共通テスト受験後に出願締切日を設定する「事後出願」があります。

事前出願では、これまでの模試の結果から、共通テスト本番での得点を予想して出願校を決定していきます。事後出願の場合、共通テストの自己採点の結果をもとに出願校を決めていくのが特徴です。共通テストの利用は、特に人気の大学では毎年倍率が高く、競争が激しくなっています。高校の先生とも相談をしながら、どの大学に出願するのかを決めていきましょう。

参考:駿台予備校-共通テスト利用入試とは?メリットと知っておきたい受験の知識

大学入試の出願における3つの注意点

ここでは、大学入試の出願における注意点を解説します。

1. 出願の締切に気をつける

まずは出願の締切に気をつけましょう。特に郵送で出願する場合は、「消印有効日」に注意します。消印有効日とは、締切日までに郵便局で消印が押されていれば、たとえ書類が大学に届くのが締切日を過ぎても有効とみなされる期限を指します。

ただし、土日祝日は配達をしない郵便局もあるため、早めに提出しておくことが重要です。また郵便局で発行される受領証は、受験終了まで捨てずにとっておきましょう。

2. 早めに必要書類や準備物を確認・用意しておく

出願の締切が近づくと、書類の取り寄せや確認に時間がかかり、焦って手続きをすることになります。志願票の記入ミスや受験料の未払いは出願却下の原因になるため、早めに準備しておきましょう。

また志望理由書や自己推薦書を提出する場合、高校の先生に添削してもらう時間が必要です。事前に過去の募集傾向から必要書類を把握して作成に取りかかり、余裕を持って出願しましょう。

3. 他大学・他学部との併願の可否を確認する

出願する際は、併願の可否もチェックしておきましょう。

特に指定校推薦や専願型の入試では、合格した時点で入学を確約するケースが多く、他大学との併願を禁止している場合があります。また同大学の同一学部内での併願ルールも、大学によって異なるため、詳細をよく確認しておくことが重要です。

大学入試の出願状況を確認する方法

出願が終わった後は、各大学の出願状況を確認しましょう。多くの大学が、出願者数や入試情報をホームページ上で開示しています。

特に人気の学部や定員の少ない学科では、出願者数が増減することもあります。こまめに最新情報をチェックし、見落としがないようにしておきましょう。

まとめ:早めに出願して受験勉強に集中しよう!

出願は、大学受験で重要な手続きとなります。受験勉強をしながら出願の手続きをしていくと、記入漏れやミスが発生しやすいです。「保護者や高校の先生に受験計画を伝えておく」「カレンダーやアプリで管理する」など、出願を忘れないよう工夫しておきましょう。

また大学や入試方式によっては、出願の受付期間を短く設定しています。できるだけ早く募集要項をチェックし、不明点や疑問点があれば早めに大学に問い合わせておくことをおすすめします。

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