本学健康メディカル学部 作業療法学科の学生が地域ボランティア活動に参加しました。
2018年度

ニュース

2018.08.31本学健康メディカル学部 作業療法学科の学生が地域ボランティア活動に参加しました。

本学健康メディカル学部 作業療法学科の学生が、7月7日(土)に行われた「スマートエイジング倶楽部」にボランティアとして参加しました。

「スマートエイジング倶楽部」とは、2016年より行われている豊島区東部高齢者総合相談センター主催の介護予防サロンです。区民ひろば南大塚を会場として月に1回実施しています。参加者は地域にお住まいの高齢男性で、「年齢を重ねてもイキイキとした暮らしや地域につながる場」として、地元のサロンサポーターによる体操や街歩き、レクリエーション等様々な活動が提供されています。作業療法学科では昨年度より、地元地域における多世代交流と地域貢献の貴重な機会として、30名以上の学生がボランティアとして同活動へ参加しています。

今回の参加メンバーは1年生6名(青木 伸太郎さん、池側 那美さん、池田 圭一郎さん、小野里 和奏さん、志田 茜さん、福本 周馬さん)。

ボランティア先である豊島区高齢者総合相談センターの前場 徳世 所長から、今回の取り組みや学生に対して次のようなコメントをいただきました。

「昨年度から帝京平成大学の1年生・3年生を中心に学生ボランティアとしてご参加いただき、サロンに明るくフレッシュな風を運んでくださっています。
男性限定サロン(スマートエイジング倶楽部)は、南大塚・巣鴨在住の地域住民・関係機関との話し合いで「高齢者のつどい場や健康づくり事業等に参加されている8割以上が女性。シニア世代の男性はどこに?健康を保ちながら、地域とつながり活躍いただくファーストステップとして何かできないか?」との思いが広がり誕生したサロンです。
世代が異なる学生ボランティアさんがそこへ加わると、サポーターを含め、集ったすべての方々の表情がいつもより若々しくハツラツとされている印象があります。コミュニケーションも広がり、その方の新たな一面を発見することもあります。「若い学生の皆さんに協力したい」との思いからでしょうか、参加しているお一人お一人の主体性が引き出されていると感じます。
卒業後はリハビリ職種に従事される皆さんへ。病院や施設はもとより、“自分らしくイキイキと住み慣れた地域で暮らしていく“介護予防や介護の重度化防止等のためにも、医療・福祉・生活の視点を兼ね備えた専門職として、その活躍を期待されています。その卵である学生ボランティアの皆さんと関わることは、センターとしても貴重な機会をいただいていると大変感謝しております。」

スマートエイジング倶楽部でのボランティア活動は、試験期間中の8月はお休みし、9月からの参加を予定しています。
今後も学生と教員とが共に「地域に根差した作業療法士」を目指し、様々な形でつながりをもちながら、成長してまいります。