
画像評価学
作業療法士が治療する運動器(筋骨格系:骨・軟骨・関節・腱・筋肉からなる)・神経・呼吸・循環器系の画像診断として、単純X線、CT、MRI、骨シンチグラフィー、超音波画像やPET画像診断の基本的考え方と方法を学びます。
作業療法士は、病気または障がいのある子供から高齢者まで、その一人ひとりの健康と生活を支える職業です。クライエントの「したい作業、しなければならない作業、することが期待されている作業」ができる様に、心身機能の改善、道具などの工夫や住環境などを整えるという支援を、オーダーメイドで行うことが求められます。
健康メディカル学部 作業療法学科では、特に昨今求人が増えている子供や高齢者分野、就労支援領域などの経験豊富な教員による幅広い専門科目を、実践的に学ぶことができます。加えて、「健康と作業」「装いと作業療法」「動物と作業療法」「音楽と作業療法」などの学科独自の科目を学修することができます。
医療従事者として、信頼される品格あるマナーを身につけるとともに、学生は個別・グループごとに様々な課題に挑戦し、問題解決能力やプレゼンテーション能力を養います。
臨地・臨床実習を重視しています。各年次で大学での学びと相互に関連する多様な作業療法対象者に関わる現場を経験し、重層的思考力と実践能力を高めます。
専門科目、基礎医学、臨床医学など幅広い学びを修得するカリキュラムが整っています。整形外科学は、出題問題の予想的中率も高く学生からの信頼も厚い内容です。
3 | 7 |
男3:女7
病院の臨床実習では、患者さんのリハビリの目標設定を行うために、その方が何をいちばん望んでいるのかを一緒に考えました。障がいがあってもその人らしい日常生活をおくるために、「趣味を楽しみたい」「身だしなみを整えたい」など幸せを感じられることを実現していくのが作業療法です。授業で学んだ基礎知識 や検査法、実技の一つひとつが、患者さんの幸せにつながると実感できました。
※2021年度取材
豊島区を中心とした施設と連携し、都市型地域で活躍できる力を身に付けるための、1年次から4年次までの系統的かつ実践的な教育を行っています。
1年次は「教養を深める、専門分野への動機付け、作業療法への興味、人の理解」、2年次は「専門分野の基礎を構築、臨床医学・作業療法治療学を学修」、3年次は「専門的思考の育成、作業療法の広がりを学修」、4年次は「臨床実践能力の獲得、クライエントの多様なニーズへの対応を実践」として幅広い科目を配置しています。
特に臨床実習は、厚生労働省の指定規則よりも単位数を多くし、学生は各学年の学修進度に応じた5つの臨地・臨床経験を積むことができます。具体的には、臨床実習Ⅰ(1年次見学)、臨床実習Ⅱ(2年次評価)、臨床実習Ⅲ(3年次地域実践)、臨床実習Ⅳ・Ⅴ(4年次総合)となります。
最終学年である4年次の2月頃に行われる国家試験に合格後、新年度から作業療法士として働くことができます。
1年次 | 教養と人の理解を深める 【学外実習】 |
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2年次 | 専門分野の基礎を固める 【学外実習】 |
3年次 | 多様な社会での対応力を養う 【学外実習】 |
4年次 | 国家資格取得に向け取り組む 【学外実習】 |
作業療法士が治療する運動器(筋骨格系:骨・軟骨・関節・腱・筋肉からなる)・神経・呼吸・循環器系の画像診断として、単純X線、CT、MRI、骨シンチグラフィー、超音波画像やPET画像診断の基本的考え方と方法を学びます。
音楽は作業療法で子どもから高齢者まで様々な対象者、疾患のある方に用いられます。グループワーク、音楽療法士による音楽療法の特別講義などを通して、音楽の心身に対する作用やその活用法について理解を深めます。
※2021年度の内容となります。準備ができ次第、更新いたします。