健康メディカル学部 作業療法学科の学生が豊島区の高齢者サロンでレクリエーションを実施しました。
2018年度

ニュース

2019.01.21健康メディカル学部 作業療法学科の学生が豊島区の高齢者サロンでレクリエーションを実施しました。

12月1日(土)豊島区東部高齢者総合相談センターが主催する男性高齢者の方々を対象としたサロン「スマートエイジング倶楽部」で、健康メディカル学部 作業療法学科 3年 秋丸 優二郎さんと澤邉 曻平さんが、レクリエーション活動のリーダー役を担当しました。

リーダー役を担当した2人の学生は、授業の合間を縫って2ヵ月程の時間をかけて、レクリエーションの内容、時間配分、椅子の配置、道具の準備、セリフなどの考案や、全て手作りの地図を使った回想法とゲームを組み合わせた企画を準備しました。

当日の様子

【学生のコメント】

「レクリーダーは初めての体験でした。レクの発案から計画まですべてが初めてで、レクの際にも、先生やサポーターの方々に助けていただきました。回想の「語り」の場面では、その地域に関連した旅行やできごとのお話が聞くことができると予測していましたが、実際には戦争の話を多くしていただき、驚きました。私は映像でしか戦争の話を見聞きしたことがなかったので実際に戦争を体験した人の話を聞くことができてとても良かったです。今後もレクリーダーを務めることがあると思うので、その際には今回の経験を活かしたいと思います。」

健康メディカル学部 作業療法学科 3年
秋丸 優二郎さん

「レクリエーションの計画では目的や高齢者の心身機能に合わせて立案・修正する大変さを感じました。成功させることばかり考えて、失敗したときの対応を考えていなかったのは反省しました。私たちだけでは臨機応変に対応できず先生やサポーターの方にたくさんの手助けをいただきました。次は自分たちの力だけでできるようになりたいと思いました。
大変なことばかりではなく楽しいこともありました。それは参加者の方のお話です。実際に戦争当時の話など教科書には載っていない実体験に基づく話などを聞くことができ、とても貴重な体験になりました。学んだことはこれからの臨床実習などでも生かしていきたいと思っています。」

健康メディカル学部 作業療法学科 3年
澤邉 曻平さん

参加者、現場のスタッフの方々にあたたかく見守っていただき、学ぶことの多い貴重な経験をさせていただきました。