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2020.09.24ヒューマンケア学部 鍼灸学科の教員が代表を務める研究グループが、公益社団法人全日本鍼灸学会より「高木賞奨励賞」を受賞しました。
ヒューマンケア学部 鍼灸学科の宮崎 彰吾 教授、皆川 陽一 講師が代表を務める研究グループが、公益社団法人全日本鍼灸学会より、「高木賞奨励賞」を受賞しました。
受賞した研究は、JSPS科研費18K09982の助成を受け、公益社団法人 東京都鍼灸師会の協力を得て実施したもので、「肩こり」や「腰痛」などによって「休暇を取るほどでもないが、なんとなく調子が悪い、今一つ仕事がはかどらない」という労働者の状況(プレゼンティーイズム)に対して、鍼治療の費用扶助を4週間に合計最大8,000円助成すると提示すると、平均1.4回受療して6,556円の助成を受け、しない場合と比べて労働遂行能力が4%(一人当たり19,691円に相当)向上し、企業が被っている損失を従業員一人当たり14,374円補填できる可能性について報告しました。
この研究結果は、スポーツ選手の健康管理をトレーナーが務めてチーム成績の向上を目指すように、労働者の健康管理や企業の健康経営に「はり師、きゅう師」が役立てることを示唆しています。
受賞論文 | 鍼治療を含む施術費用への助成はオフィスワーカーのプレゼンティーイズムに有用か:実用的多施設共同ランダム化比較試験による検証(中間解析) |
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受賞者 |
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