
基礎鍼灸セラピー実習
本実習は、人への刺鍼・施灸を行う前段階として、刺鍼練習台等を使用し基本的な技術を身につけていきます。授業ごとに少しずつ異なる課題設定をして、基礎的な刺鍼・施灸の技術修得を目指しています。
理論と実践の両輪から成る科目により、はり師、きゅう師の受験資格を取得できます。
所定の単位を取ることでアスレティックトレーナーの受験資格も取得できます。
帝京短期大学ライフケア学科柔道整復専攻(二部)柔道整復コース(夜間部)とのダブルスクールにより「はり師・きゅう師」と「柔道整復師」のダブルライセンスが最短5年で取得可能です(希望者)。
卒業後の進路は、鍼灸院や医療施設のほか、プロスポーツチームや美容サロンなど多岐にわたります。また、大学院の鍼灸学専攻(修士課程)を修了することではり師・きゅう師養成施設における教員の資格を得ることができます。
7 | 3 |
男7:女3
* 2つ以上の資格を取得する場合、時間割などの都合で4年以上かかる場合があります。
高校時代はサッカー部に所属し、たび重なるけがで挫折を味わったことから、大学では人体について学びたいと思うようになりました。入学直後は人に対して治療を行う実技に不安を感じていましたが、座学で正しい知識を身につけ、練習台への刺鍼(ししん)や施灸(せきゅう)を繰り返すことで、安全に施術ができるようになりました。将来は世界を舞台に活躍できるトレーナーになるため、鍼灸師とアスレティックトレーナーの資格取得はもちろん、英語の勉強にも励んでいます。
※2023年度取材
はり師・きゅう師になるには、はり師・きゅう師の国家試験に合格する必要があります。
しかし、その前に国家試験受験資格を取得しなければ試験を受けることができません。
ヒューマンケア学部 鍼灸学科 トレーナー・鍼灸コースでは、1年次は教養と医学の基礎を身につけ、2年次は専門知識・技術を学び、3年次は知識・技術を発展させ、磨き、4年次には実学的な臨床力を身につけることで、総合的実力を養成し、受験資格に必要な単位を修得します。
また、希望者は所定の単位を取ることでアスレティックトレーナーや健康運動実践指導者の受験資格を得ることができたり、最短5年で柔道整復師を目指すダブルスクール制度を利用することもできます。
1年次 | 教養と医学の基礎を身につける 幅広い教養を身につけ、鍼灸の基礎知識や医療人としての心構えを学びます。 | |
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2年次 | 専門知識・技術を学ぶ 教養力を充実させ、基礎医学と鍼灸の専門知識や臨床技術を学びます。 | |
3年次 | 知識・技術を発展させ、磨く 健康運動実践指導者受験 | ダブルスクール 帝京短期大学 ライフケア学科 柔道整復専攻(二部) 柔道整復コース(夜間部) 1年次 |
4年次 | 実学的な臨床能力を修得 臨床実習[4週間]
| ダブルスクール 帝京短期大学 ライフケア学科 柔道整復専攻(二部) 柔道整復コース(夜間部) 2年次 |
卒業後 | ダブルスクール 「柔道整復師」国家試験受験 |
本実習は、人への刺鍼・施灸を行う前段階として、刺鍼練習台等を使用し基本的な技術を身につけていきます。授業ごとに少しずつ異なる課題設定をして、基礎的な刺鍼・施灸の技術修得を目指しています。
本科目は、3年次から4年次にわたり少人数によるゼミ形式で行われます。研究テーマは、東洋医学(鍼灸)をはじめ、スポーツ医学、社会医学、神経科学、美容鍼灸など多岐にわたり、主体的に取り組んだ成果について「卒業研究報告会」にて発表します。