健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 理学療法コースの教員が国際学会で受賞しました。
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2021.10.25健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 理学療法コースの教員が国際学会で受賞しました。

健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 理学療法コースの守屋 正道 助教が48th Annual Conference of International Society on Oxygen Transport to Tissue 2021において、日本人としては3人目となる「Dietrich W. Lübbers Award」を受賞しました。

1994年から35歳以下の若手研究者を対象にしている名誉あるAwardです。
受賞した研究は、帝京平成大学研究奨励助成金および古川医療福祉設備振興財団からの支援を受け、「Long-term effects of physical exercise on physiological conditions evaluated by the Internet of medical things system」と題して発表したものです。

誰でも簡単にストレス評価ができ、医療従事者(研究者)がその場に居なくても、収集したデータを遠隔で解析する事ができるシステムを6ヶ月間運用した縦断研究です。6ヶ月間の脳モニタリングによりストレス評価が可能であり、運動を習慣化させたことでストレス軽減効果を得たという結果です。
この研究結果はIoMTシステムの設置によってストレスの評価を被験者自身で簡便に行えることを示唆しています。またコロナウイルス感染予防の観点から接触リスクを軽減すること、さらにはフィードバックシステムを追加することで遠隔リハビリテーションの可能性を期待されています。

健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 理学療法コース 守屋 正道 助教

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