薬学部 薬学科の教員が「第21回日本クリニカルパス学会学術集会」で優秀賞を受賞しました。
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2021.12.08薬学部 薬学科の教員が「第21回日本クリニカルパス学会学術集会」で優秀賞を受賞しました。

薬学部 薬学科 濃沼 政美 教授が「第21回日本クリニカルパス学会学術集会(2021年11月26日(金)~27日(土) 会場:山形テルサ)」において優秀賞を受賞しました。

テーマは「地域薬局連携インスリンフォローアップパスプロジェクトの運営」で、地域医療において保険薬局がクリニカルパスを用いたインスリン自己注射患者に対するフォローアップを実践することで、効果的に糖尿病患者のQOLを高めることを目標としています。

濃沼教授らを中心としたプロジェクトメンバーにより、1)インスリンフォローアップクリニカルパスの開発、2)参加薬局企業の募集・選定、3)薬局薬剤師に対するe-Learningコンテンツの開発・導入、4)導入患者症例レジストリーデータベースの構築・データ集積、5)プロジェクトホームページの開設・運用、に至る運営システムが構築され、現在5社220店舗の保険薬局において本プロジェクトが既に社会実装されていることが高く評価されました。

濃沼教授は「地域医療連携を通じて国民・地域住民の健康と幸せを守っていくためには、保険薬局も企業の壁を越えて連携することが大切です。そしてクリニカルパスを軸とした本プロジェクトを通じて薬局薬剤師がインスリン自己注射患者に対するフォローアップを実践することが、糖尿病患者のQOL向上に効果的である」と考えています。

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