ヒューマンケア学部 看護学科の教員が「第41回日本看護科学学会学術集会」で優秀演題口頭発表賞を受賞しました。
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2021.12.28ヒューマンケア学部 看護学科の教員が「第41回日本看護科学学会学術集会」で優秀演題口頭発表賞を受賞しました。

ヒューマンケア学部 看護学科 河合 桃代 准教授が「第41回 日本看護科学学会 学術集会」において優秀演題口頭発表賞を受賞しました。

テーマは「熱布バックケアを体感する反復練習により編み出された看護学生の工夫」です。

河合 准教授を中心とした研究メンバーは、看護学生が熱布バックケアを体感する反復練習により、どのような工夫をしていたのかを明らかにしました。

「熱布バックケア」とは、お湯で浸した温かいタオルを背中に当てることで、「ああ、気持ちがいい」と思わず言ってしまうほど、癒され、ほっとできるケアで、患者さんが気持ちよいと感じるだけでなく、闘病意欲が向上するという看護独自の技術です。さらに、ケアにより患者さんと看護師の間のコミュニケーションが促され、看護師自身もケアの喜びを実感できるという相互作用もあります。

河合 准教授は、「コロナ禍で、医療現場では、感染対策や安全対策がより重要視され、気持ちよいケアの優先度が低くなり、実施されにくい状況が生まれている現状も否めません。これから看護師になる看護学生が、長年看護界で大事にされてきた気持ちよいケアを身につけて、自信をもって実施してほしいです。」と考えています。

ヒューマンケア部 看護学科 河合 桃代 准教授

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