

2024.01.16交流から「共創」へ:人文社会学部 観光経営学科の学生が、公開講評会を通して「岡本 顔の見えるMAP」を提案しました。
人文社会学部 観光経営学科は、神戸・岡本商店街で“交流から「共創」へ”を目指すプロジェクトを実施しています。12月8日(金)には、本学中野キャンパスと岡本商店街ホールならびにオンラインのハイブリッド型公開講評会(岡本商店街と帝京平成大学の共催)を実施しました。学生が「岡本 顔の見えるMAP」の途中経過を発表し、参加者から多数のご意見をいただき、“岡本の顔って何?”を考える機会をいただきました。
冒頭、人文社会学部 学部長の藤川 健一 教授の開会挨拶では、共創が想像を超えることで、本学におけるサテライトキャンパス計画の可能性が広がることが示唆されました。続いて本講義(観光産業体験演習Ⅱ)担当の人文社会学部 観光経営学科 狩野 朋子 教授から、共創により1枚の「岡本 顔の見えるMAP」を制作する旨の主旨説明がなされました。
公開講評会では、1年生を中心とする講義履修者が、若者の強みと弱みを活かして発見したまちの見方を提案しました。岡本会場の参加者から、「学生の斬新で鋭い視点と豊かな発想に驚いた」、「岡本に70年住んでいるが気が付かなかった見方である」といったコメントを頂きました。MAPの表紙選びの際には、地域の方々の率直なご意見をいただき、対話を通して石畳案に決定することができました。
閉会挨拶は、岡本商店街振興組合の木下 裕介 理事長から賜り、「商店街と大学の協定がきっかけとなって、東京から訪れてくれて、MAPができることを楽しみにしている」と激励の言葉もいただきました。
本講評会は、学生と地域の方々や参加者が対話をする貴重な機会となり、盛会に終わりました。「岡本 顔の見えるMAP」は、2024年2月印刷を目指し、その後岡本商店街で活用されることで完成します。



講評会の概要(配布ポスターより)