「ベトナム・インターンシップ」を実施いたしました。
2024年度

ニュース

2024.06.10「ベトナム・インターンシップ」を実施いたしました。

人文社会学部では、国際感覚を持ったビジネスパーソンの育成を目指し、「ベトナム・インターンシップ」の授業を開講しております。
(担当:人文社会学部 観光経営学科 一柳 峻夫 准教授)

3月9日(土)・10日(日)にベトナムのホーチミン市で開催された「第9回ジャパン ベトナム フェスティバル(JVF) イン ホーチミン」で、本学の地元で地域連携協定を結んでいる中野区と豊島区が出展するブースの企画・運営を、近畿日本ツーリスト立川支店とコラボレーションして受講生が行いました。
「ジャパン ベトナム フェスティバル」は、日本の「食」「モノづくり」を通じ、日本の「文化」「伝統」「技術」「製品」「サービス」のあらゆる魅力を一度に体験できるベトナム最大の日越交流イベントで、今回は約43万人という来場者数を記録しました。

今回のインターンシップには過去最多の26名の受講生(人文社会学部 観光経営学科 22名、人文社会学部 経営学科 経営コース 2名、人文社会学部 人間文化学科 グローバルコミュニケーションコース 2名)が参加し、以下のスケジュールで渡航準備から渡航後の報告会までの取り組みを行いました。

 

 

ベトナム・インターンシップ全体のスケジュール

10月 受講者募集のための説明会(2回)
11月 プログラムの詳細、受講費用、受講者の決定
11月25日

第1回集中講義

  • メンバー、スタッフ紹介
  • 海外インターンシップの趣旨
  • ベトナムの歴史、文化
  • 国際イベント概論
  • JVFの開催意義・目的について
12月22日

第2回集中講義

  • グループ分け、リーダーの選出
  • 出展自治体(中野区&豊島区)からのプレゼンテーション
  • 各班のPR団体を検証、PR地域の確定
  • 渡航についての説明
1月 各チームのフィールドワーク(中野区と豊島区)
1月26日

学内プレゼン:各チームの中間報告

  • グループ毎に話し合ったPR内容の発表。学生、教員からの質問、提案
  • 進捗チェック、ブース運営方法の検討
  • 必要備品、パンフレットの確認
2月21日

第3回集中講義

  • 出展自治体への展示内容説明
  • ベトナム語講座
  • 渡航前の最終説明会
3月8日~3月12日 JVF出展のためのベトナム渡航(3泊5日)
3月26日

第4回集中講義

  • 出展自治体へのJVF活動報告、フィードバック

 

 

現地でのスケジュール

3月8日

日本出国

ホーチミン市到着

会場(9月23日公園)視察

3月9日

ジャパンベトナムフェスティバル第1日

ブース設営、運営

3月10日

ジャパンベトナムフェスティバル第2日

ブース運営、撤収

3月11日 ミトー日帰り観光(ハチミツ農園見学、メコン川クルーズなど)
3月12日

帰国

成田空港にて解散

 

フェスティバルでは中野区グループ(中野区のおすすめスポット、グルメ、カフェなどの紹介)、豊島区グループ(豊島区の漫画・アニメ文化、伝統工芸、歴史などを紹介)に分かれ、浴衣や法被を着たり、けん玉体験、東京組紐製作体験、コスプレ体験、お茶やお菓子を配布するなど、両自治体を精力的にPRしました。天候にも恵まれてかなりの盛況で、大学のグッズも自治体などから提供されたパンフレット類もすべて配布することができました。最終日にはバスで近郊のミトーを観光し、現地の産業や人々の生活について理解を深め、メコン川のクルーズなどを楽しみました。今回のインターンシップはグループ分けが年末と遅く、定期試験にかかる時期にフィールドワークや事前準備を始めるハードスケジュールでしたが、学生たちは無事にやり遂げ、充実感と達成感を味わっていました。

外国人と直接やり取りする海外での体験型授業ならではの貴重な学びが得られ、学生たちの成長を実感することができました。

当日の様子

JVF Day1

JVF Day1

  • ブースに詰めかけるベトナムの学生たち。
JVF Day2

JVF Day2

  • 豊島区の伝統工芸「東京組紐」の製作体験。大人気でした。
ブース前での集合写真

ブース前での集合写真

現地の食文化体験

現地の食文化体験

  • ミトー観光:ランチにメコン川の魚料理をいただきました。