8月17日(土)2024年度 薬学部「夏休み親子薬学教室」を開催しました。
8月17日(土)中野キャンパスにて、「夏休み親子薬学教室」を開催しました。
本学薬学部 高松 智 教授による、生薬(しょうやく)についての説明の後、実際に生薬を使用し、漢方薬・紫雲膏の調剤体験を行いました。
鈴木 達彦 准教授の指導のもとでは、煎じ薬の抑肝散(よくかんさん)と六君子湯(りっくんしとう)の調剤体験や生薬標本の作成を行い、五感で漢方薬とその構成生薬の色、味、そして匂いを実感していただきました。普段見ることのできない生薬標本を親子で興味深く観察されていたのが印象的でした。
その後も、薬学部の教員と学生のサポートのもと、漢方の味見や生薬を素材にしたハーバリウム及び万華鏡の作成、そして古来の伝統的な道具を用いて生薬を粉末にする薬研(やげん)体験を行っていただきました。当日は天候にも恵まれ、薬草園見学も実施し、身近な薬草に触れることができ、子どもたちのたくさんの笑顔が見られました。
ご参加いただいた大変多くの皆様のおかげで、今年度も盛況のうちに終えることができました。誠にありがとうございました。
今後も、中野キャンパス公開講座へのご参加をお待ちしております。