
2024年度
2024.09.192024年度 健康医療スポーツ学部「チーム医療論」が開講されました。
健康医療スポーツ学部では、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、アスレティックトレーナー、救急救命士、愛玩動物看護師、看護師などを目指す学生が「チーム医療教育」を学んでいます。
5月17日(金)~7月5日(金)の期間に2年生を対象に「チーム医療論」が開講されました。
今年度、初めて、「チーム医療」や「多職種連携」を学ぶ科目が開講され、約80名の専門職の卵たちが一堂に会し受講することができました。「チーム医療とは何か」「多職種で連携するとはどういうことか」、「それぞれの職種はどのような法律で定められているのか」、「各専門職は、どのような職業なのか」など、様々なテーマに沿って進められました。
座学にとどまらず、グループディスカッションを多く取り入れたため、学生同士、コミュニケーションを重ねながら、講義は進みました。
座席は異なる職種の学生が隣同士になるように配置され、自己紹介するとともに、自分の職業についても語ります。他職種を知るだけでなく、自身の職業についても掘り下げていく機会になりました。
学生さんからは、「他の学科の子と一緒に学ぶことの楽しさ」や「様々な職業を知れた」というだけでなく、「連携することの必要性」や「コミュニケーションの大切さ」「他職種との目標共有の重要性」など、多くの気づきのコメントをいただきました。
3年次にチーム医療論で学んだ生活者のQOLを包括的にチームで支援する多角的視点およびアプローチ方法により、医療・保健・福祉の現場でチーム医療の一員として活動できる知識と技術を、演習や事例検討を通じて学び、チームで連携し協働するための実践能力を養います。