

2025.05.23「オーストラリア・インターンシップ」を実施いたしました。
人文社会学部では、海外での企業人の活躍を知り、また自らも海外生活を体験することで国際感覚を養う「オーストラリア・インターンシップ」を開講しています。
オーストラリア・インターンシップでは、各企業から出された研究課題に取り組み、現地にて発表、発表後には社員の方々との意見交換を行います。また、現地で日本の文化や日本語を学んでいる学生や社会人との交流も実施します。
(担当:人文社会学部 観光経営学科 栗山 俊久 教授)
2月20日(木)~3月1日(土)の10日間、オーストラリア・シドニー市にて日系企業を中心に「インターンシップ」を実施しました。
今回のインターンシップには試験で選抜された8名の受講生(人文社会学部 経営学科 4名 観光経営学科 4名)が参加、以下のスケジュールで渡航準備から渡航後の報告会までの取り組みを行いました。
オーストラリア・インターンシップ全体のスケジュール
9月 | 募集説明会(2回) |
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10月 | 選考(書類審査、筆記試験、面接)、受講者の決定 |
10月下旬~2月上旬 | 集中講義(15コマ)
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2月中旬 | 出発前確認
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渡航及び現地スケジュール
2月20日 | 【出発】 |
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2月21日 | 【市内視察】 【講演】 【交流会】 |
2月22日 | 【インターンシップ①】 【視察】 |
2月23日 | 【マンリー日帰り観光】 |
2月24日 | 【インターンシップ②】 【視察】 |
2月25日 | 【インターンシップ③】 E & Y 研究発表「発掘されていない日本の観光資源」 |
2月26日 | 【インターンシップ⑤】 クルーズ船(シドニー湾クルーズ) |
2月27日 | 【インターンシップ⑥】 キヤノン 研究発表「カメラ・ビデオの今後の展望~スマホとの差別化と共存」 |
2月28日 | 【自由研究日】 |
3月1日 | 【帰国】 |
企業から提示された研究課題は高度なものであり、出発前には、企業ごとに研究を担当する学生が集まり、資料収集やPowerPoint作成に取り組みました。さらに、現地でも翌日の発表に向けたリハーサルから原稿の最終調整まで非常にハードスケジュールでしたが、全員で協力して無事にやり遂げ、その結果、大きな充実感と達成感を得ることができました。
滞在中、学生たちは地元のスーパーで英語を使って買い物をし、宿泊先のキッチンではオーストラリア各地からの宿泊者と一緒に調理を行うなど、積極的に現地の文化や生活に触れる体験も重ねました。また、訪問企業への移動には自ら公共交通機関を調べて利用するなど、自主性と行動力を発揮しました。
現地での多くの交流の中で、限られた語彙や表現でも自分の意見を伝えようとする努力を通じ、教室内では得られない貴重な実践経験を積むことができました。この経験の中から、自分が今後の大学生活をどのように過ごすべきか、そのヒントをつかむことができました。
当日の様子


発表後の意見交換 英語でがんばっています

懇親会でももちろん英語は共通語

世界遺産オペラハウスの前で集合写真

ビーチでは地元名物フィッシュ・アンド・チップスを堪能
