
ヒューマンケア学部 看護学科 河合 桃代 准教授
9月20日(土) ヒューマンケア学部 看護学科 河合 桃代 准教授が「第39回 日本手術看護学会年次大会」において優秀演題賞を受賞しました。
テーマは「周術期看護学実習での看護学生の手術看護カンファレンスの捉え方-手術見学後に実施する意味」です。
河合 准教授、小田 講師他研究メンバーは、周術期看護学実習における、看護学生の手術看護カンファレンスの捉え方を明らかにしました。
学生は、実習で受け持たせていただいた患者さんの手術を見学し、手術室の看護師に教わったことを思い出しながら、カンファレンスに参加していました。カンファレンス参加により、術前・術中・術後に手術室看護師がどのように関わり、病棟看護師と連携しているかという、周術期看護全体をイメージできていました。また、カンファレンスに参加した手術室の看護師から、看護のやりがいや何を大事にしながら患者さんと関わっているのかをうかがえたことで、より関心を持って学びを深めていたことが見えてきました。
河合 准教授は、「手術室というと、閉ざされた空間のようなイメージがありますが、手術室看護師は、術前・術中・術後にも関わっています。看護師は、手術を受ける患者さんのために温かい空間をつくり、手術による影響がないように予防に努めて安全を確保し、先を読みながら行動しています。周術期看護のことをもっと学生の皆さんに関心をもってもらえたらと期待しています。」と述べています。