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座学にとどまらない学びの場を設け、 自己成長と地域の方々との交流を
2022/05/16
医療スポーツ学科
トレーナー・スポーツコース

座学にとどまらない学びの場を設け、
自己成長と地域の方々との交流を

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

能動的に学び、在学中に得た知識と経験を活かして地域に貢献

医療スポーツ学科では『ビジネスコミュニケーションⅠ・Ⅱ』という授業を通じて、ビジネスシーンを想定したコミュニケーションスキル修得はもちろんのこと、SDGsについてアクティブ・ラーニング型の学びを実践しています。
そして私は環境省の環境保全活動に助言などを行う「環境カウンセラー」に登録されており、その知見を活かして、世界的に重要になっているSDGsを学生に学んでもらいたいと考え、授業に取り入れています。

具体的には、受講生にSDGsに関する5分程度の音声付きのスライドショーを作成してもらい、教室のスクリーンで発表(コンテンツを公開)する場を設定。視聴後にはアンケートを実施し、コンテンツ制作者へのフィードバックを行うことで、学生たちがより能動的に学習に取り組む機会を設けています。

また、医療スポーツ学科対象の就職系授業「キャリアプラン」では、千葉キャンパスのある市原市の企業の方々に、会社説明会をしていただいています。自動車ディーラー、ゴルフ場運営会社、介護事業所などから様々な説明を受けるなかで、実際にその企業のインターンシップに参加する学生も。現代では多くの企業がSDGsにまつわる取り組みを行っており、経済的価値創出だけでなく社会的価値創出も重要視されるなか、授業で学んだ内容を、実際の仕事現場で感じてもらう良い機会になっています。

千葉キャンパスは地方にあるキャンパスですが、地元企業のインターンシップに参加したり、就職したりすることは、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」につながる取り組みです。少子高齢化が進む今、在学中に学んだ健康・医療・スポーツの知識や経験を生かして、市原市の地域に貢献していく学生が増えたら理想的だと考えています。
 

庄司 一也

庄司 一也

健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 トレーナー・スポーツコース 講師。環境省 環境カウンセラー。国士舘大学大学院 経済学研究科 経済学専攻 博士課程 単位取得退学。修士(公共政策)。教育方法、教授学習支援システム、キャリア教育を研究分野とし、「アクティブ・ラーニング」、「情報教育」、「企業経営」、「コンプライアンス」、を主な研究項目とする。環境省 令和3年度 環境カウンセラー面接審査員、環境省 令和3年度 環境カウンセラー研修 講師(研修1:実務スキル向上講座(2) オンライン学習主催スキル担当)、環境カウンセラーESD学会理事等を歴任。

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