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Webアプリケーションの開発で救命士の負担を軽減。「救える命」を最大化
2022/05/16
医療スポーツ学科
救急救命士コース

Webアプリケーションの開発で
救命士の負担を軽減。「救える命」を最大化

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに

救命士向けの学修Webアプリケーションの開発で医療の課題解決を

私は救急隊員・救急救命士がより良い学修ができるWebアプリケーション「PISTEM(Prehospital Information Sharing System)」の開発を行っています。救急隊は24時間勤務を3交代制で対応しているため、救命士が新しい知識を身につけるには、同内容の研修を3回受ける必要があります。さらに24時間勤務の当直明けに研修が行われるなど、以前から救急医や指導救命士の負担となっていました。この課題を解決すべく、いつでもオンラインで学修できるシステムの構築を進めています。

内容は消防や救急病院と協力し、救急隊員・救急救命士向けの動画教材をWeb上のプラットフォームで公開するというものです。これによって、救急救命士がいつでも学べる環境を提供することが可能になります。

今は実証実験中ですが、このWebアプリケーションが完成すれば、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」を実現できます。また、負担の大きな研修体制を改善することは、救急救命士たちの負担軽減にもつながります。このことは、より多くの命を救える可能性を高め、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」にも通じる取り組みだと考えています。

さらに、このプラットフォームを活用できるようになれば、地域ごとに個別学修ができるようになります。また、より細分化していくことで、将来的には個人にあった学修もできるようになると思います。そうすると、患者さん各々にあった処置ができるプロトコールが確立されるようになるはずです。帝京平成大学としては、学生たちにも研究を進めてもらい、裾野を広げていけるようなシステムを作れたら良いなと思っています。

中村 秀明

中村 秀明

健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 救急救命士コース 助教。帝京平成大学大学院健康科学研究科病院前救急医療学分野博士課程、博士(健康科学)。救急医学を研究分野とし、「地域メディカルコントロールシステム」、「静脈路確保成否因子」を主な研究項目とする。

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