- 2022/11/01
- 臨床心理センター
発達障害のある方やそのご家族の支援 -豊島区との連携-
帝京平成大学臨床心理センターは、2005年度より広く地域に開かれた相談活動を行っており、大学にふさわしい安心してご相談いただける臨床心理センターを目指しています。2014年より豊島区の発達障害者心理相談事業補助金の対象機関となっており、区民の方で発達障害をお持ちの方やそのご家族に対して、発達障害に関わる心理相談を提供しています。発達に関わる問題をお持ちの児童・生徒、ご自身の生きづらさが発達特性に由来するのではないかと感じている成人、そしてご家族の方などが心理相談を利用されています。心理相談の中では、ゆっくりと状況を伺いながら、心理検査等を適宜実施して障害特性のアセスメントを行い、その結果に基づいて発達特性をお持ちの方が質の高い教育を受けることができるよう、また社会の中で居場所を見つけて生き生きとその人らしく生活していくことができるよう、さまざまな支援を行っています。
また当センターは「高度な専門性が求められる心理職を担うための深い学識および卓越した能力を培うこと」を目的とした東日本で最初の専門職大学院臨床心理学研究科の教育機関であり、研修を修了した大学院生が研修相談員として相談活動に従事しています。
帝京平成大学 臨床心理センター
学内臨床実習のための附属施設として、「臨床心理センター」が併設されています。
池袋キャンパス1号館2階に位置し、月曜日~土曜日まで毎日開室し、広く一般の方からの相談を受け付けています。6つの面接室、4つのプレイルームを備え、箱庭療法、遊戯療法、心理検査等、多様な心理相談に応じられる設備があります。帝京大学医学部附属病院をはじめとする近隣の医療機関、豊島区の相談機関、地域の学校などからのご紹介も多く、幅広い年齢層の方々が来室されて、連日、様々な相談活動が行われています。