A. 2年生後期に行う救急救命実習Ⅳです。救急救命実習Ⅲまでで市民・救急隊員・救急救命士が行う医療行為の実習が終了し、救急救命実習Ⅳではシミュレーショントレーニングを行います。この実習は、3年生がシナリオを作成・出題し、2年生がそのシナリオに対応するという実習です。この実習は実習室外で行い、例えば【交通事故で歩行者が撥ねられた】のであれば、校内道路に実際に車を持ってきて、傷病者役の3年生はけが人の化粧をして破れた服に着替え、別の3年生は事故の関係者を演じるなどしてリアルに再現し、2年生は実習用救急車で現場に到着し、その状況の中で判断や処置を行うなど、リアリティーある授業を展開します。



帝京平成大学を知ろう!
健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 救急救命士コース

Q. 救急救命士コースの特徴・雰囲気を教えてください
A. 消防官をはじめ、警察官・自衛隊を目指す学生が多いので、3年生から公務員試験の勉強に取り組めるように、2年生までの間に重要な科目が修了できるカリキュラムを組んでいます。千葉キャンパスでは大学近辺に下宿している学生が多く、和気藹々とした雰囲気で学生同士仲がいいように思います。
Q. おすすめの授業を教えてください
Q. こういう学生と一緒に学びたい!
A. 日本の医療のみならず国際的な幅広い視野を持ち、何よりも傷病者・患者さんの事を第一に考て行動できる方と一緒に学んでいきたいと思います。

Q. 救急救命士の仕事内容について教えてください。
A. 救急救命士は国家資格ですので、この資格を取った後、どこで就業するかにより違うかと思います。救急救命士は主として救急車内にて医療を提供する医療従事者ですので、ほとんどは消防吏員となります。消防吏員として市町村の消防本部などに採用されると、救急救命士ではありますが、消防職員です。消防職員としての職務は他の職員と同じように行えなければなりません。そのために消防学校に一緒に入校して同じように訓練や教育を受けます。一方、医療機関に就業する者もおります。医療機関では救急患者の受け入れ準備や、転院搬送時の患者ケア、消防機関からの医師派遣要請時に医師と共にドクターカーやドクターヘリ等で現場に行って傷病者の処置を行ったり、医療機関に搬送されてきた傷病者の処置介助、院内の心肺蘇生法や災害教育を担当したりと多岐にわたります。
Q. 体力にあまり自信がないのですが、大丈夫ですか?
A. 消防や警察等に就職したい場合はある程度の体力が必要だと考えますが、その体力は大学に入学してから4年間かけてトレーニングしていけば十分に必要な体力を備えることはできます。現状では体力を必要とする部活動を行っていなくても、一般的な体力があれば十分にやっていけます。
Q. 公務員試験対策を教えてください。
A. 千葉キャンパスでは1・2年生の時に、基本的な公務員試験行っており、3年生から公務員試験対策講座を受講可能です。その他、面接・集団討論・小論文対策は教員・就職支援室が協同で行っておりますので、ご安心ください。