看護学科 教員インタビュー
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帝京平成大学を知ろう!

健康医療スポーツ学部 看護学科

竹内 信
健康医療スポーツ学部 看護学科 竹内 信

Q. 看護学科の特徴・雰囲気を教えてください

A. 看護学科の教員、職員全員が学生一人ひとりを温かく支えてくれています。自分の学生時代は、ちはら台キャンパスのように先生方が身近な存在ではなかったため、1人で四苦八苦した記憶があります。そのような雰囲気は全くと言っていいほど感じません。卒業生のみなさんからも研究室の先生方、事務職員の方、図書館職員の方、食堂の方、清掃の方がいつも笑顔で温かく支えてくれたとの声をききます。また、キャンパス周辺は静かな住宅街と公園や自然が多くあります。遊ぶ場所がないかもしれませんが、大学生にとっては学問に集中できる素晴らしい環境です。

Q. おすすめの授業を教えてください

A. 基礎看護技術に関する授業ではないでしょうか。ベッドメーキング、血圧測定、清拭、車いすに移乗する、食事介助の方法など専門職として安全安楽に患者さんを支え看護を行うことを入学して最初に学ぶ授業です。自分も学生時代に感じたことではありますが、医療者として患者さんのためにケアを行うことの大切さと責任を、あらためて自覚できた授業だと思います。

Q. こういう学生と一緒に学びたい!

A. 医療職は、命と向き合う職業です。結果だけではなく、取り組む過程も大切にしていきたいと考えています。
患者さんと向き合い、患者さんの声を聴き、患者さんのために考え、振り返りを行いながら、どのような看護を行うことができたのかを考えられる、それまで自身が取り組んだ過程を大切にできる学生に成長していただければと思います。
人の命に全力で向き合う姿勢を大切にしていただきたいと思います。

Q. ちはら台キャンパス看護学科の良さを教えてください。

A. 良さは沢山ありますが、なかでも各領域ごとに配置された演習室が特徴的です。基礎・成人・老年・母性・小児・精神・在宅看護学演習室、助産師・保健師コース演習室があり、実習前の技術練習、学習をしっかりと行っています。さらに、技術トレーニング用モデルが比較的多く、授業時間以外にも知識、技術を向上したい学生の皆さんが繰り返し練習することができます。全国的にもコロナ禍で臨床にでるのが不安という看護学生の声は聞きます。将来的に、フィジカルアセスメント用モデルを使用して、卒業生が臨床を経験しながら技術を再トレーニングできる環境、心肺蘇生トレーニング用モデルを使用して、近隣の小中学校での応急処置の学習に役立てていく、など地域との交流に活かすことができると思います。

Q. 実習先はどこになりますか?

A. 帝京大学ちば総合医療センター、帝京大学医学部附属溝口病院と千葉県内の病院、医療施設を中心に実習を実施しています。

Q. 助産師・保健師コースへ進むための選抜方法について教えてください。

A. 看護師免許と助産師または保健師免許の2つの免許を取得することが可能です。つまり、国家試験を2つ受験することになります。看護師免許1つの取得を目指すよりハードルは高くなり、学ぶべき専門知識や技術は増えます。
4年次は、実習、就職活動、卒業論文、国家試験勉強を並行して学習していきます。学習する習慣が身についていないととても苦労しますので、学力を中心に受験者制限を設定し、筆記試験・面接試験にて助産師・保健師コース対象者を選抜しています。