理学療法学科 教員インタビュー
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健康メディカル学部 理学療法学科

吉本 真純
健康メディカル学部 理学療法学科 吉本 真純

Q. 理学療法学科の特徴・雰囲気を教えてください

A. 健康メディカル学部 理学療法学科は先生と学生の距離感がいい意味で近いところが特徴だと思います。全教員が学生のために何が出来るかを常に考えています。また、学年を跨いで一緒に学ぶ授業や、学科間を跨いで行う他職種連携論といった授業もあります。そのため、縦の繋がりと横の繋がりが強く作れる学科だと思います。

Q. おすすめの授業を教えてください

A. 全ての授業がおすすめです。理学療法士は人と接し、リハビリテーションを提供する職業です。そのため人とのコミュニケーションから学ぶ必要があります。どの授業もをの点を重視して実施しています。また、机上の勉強も重要ですが、何より実技が不可欠です。実技の授業は複数の教員で担当し、学生が実技を十分に修得できるようサポートしています。

Q. こういう学生と一緒に学びたい!

A. 理学療法士になりたいと心から思う学生と一緒に学びたいと思います。学生の間は教員と学生の関係ですが、実際に資格を取って働いたら、先輩と後輩の間柄になります。現在、理学療法士は1年に1万人以上増えています。したがって、ただ資格を取るだけではただの理学療法士の一人になっていしまうと思います。理学療法士として何らかの強みを持って就職先の組織から「このPT(理学療法士)がいないとこの病院は困る!」と思われるようになりたいと考えている学生さんと一緒に学びたいと思っています。

Q. 取得可能資格の特徴と将来の就職先を教えてください。

A. 理学療法士は対象者の動きを観察し出来ないことをできるようになるためにサポートできる素晴らしい職業です。将来は大学病院から地域の総合病院、地域のクリニック、訪問リハビリテーションまで幅広い分野で活躍している先輩がいます。作業療法士さや言語聴覚士さんとも連携し、患者様を中心とした理学療法を提供していきます。
また、近年では大学院へと進学し、自分の興味のある分野について突き詰めて研究を行う理学療法士も増えてきています。先程も話しましたように、理学療法士は年間1万人以上増えていきます。その中で埋もれてしまわないよう、自身のストロングポイントを見つけて活躍できるよう、サポートしていきます。

Q. 4年間の学外実習はそれぞれどのようなものですか?(地方への実習もある?)

A. 1年次は1週間の見学実習があります。病院の雰囲気や理学療法士の働く現場を見学し、理学療法士になるための資質を磨きます。2年次は地域リハビリテーション、いわゆる訪問リハビリに同行し、見学を行う実習が1週間あります。
3年の終わりから4年の前期には、集大成とした9週間の実習が2回あります。患者さまとのコミュニケーションから、検査、評価、治療まで理学療法士としてのすべての過程を学ぶことになります。
基本的には関東近郊で、自宅から通える範囲内での実習が多いですが、地方への実習もあります。ですが、その地方はとても丁寧に学生を指導してくれたり、また、スポーツ分野や小児理学療法など、特化した疾患に対するリハビリテーションを提供している施設が多いです。

Q. 国家試験対策を教えてください。

A. 3年次から少人数に分かれ、各担当教員のもとで勉強をしていきます。3年後期にはCBTというパソコンを使った、テストも実施します。さらに4年次も各担当教員のもとでの勉強に加え、全体でも各教員からの特別講義も実施しています。
4年後期は国家試験模試も5回以上実施し、サポートしています。
各教員からそれぞれ手厚いサポートが受けられます。