経営コース 教員インタビュー
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人文社会学部 経営学科 経営コース

鈴木 祥司
人文社会学部 経営学科 経営コース 鈴木 祥司

Q. 経営コースの特徴・雰囲気を教えてください

A. 経営学科 経営コースでは実社会で活躍できる人材を育成するための様々な学びを行います。経営学や会計学などの基礎知識は言うまでもなく、簿記・労務・法律など社会人としてビジネスの現場で必要とされる実務的かつ専門的な知識の習得や今後増々ニーズが高まる情報処理・情報運用能力を養うことができます。教員と学生の距離が近く、全学年の必修科目である少人数のセミナークラスを通じて大学生活の過ごし方やキャリア教育等を幅広く学修します。また、海外インターンシップ制度を通じて、海外から見た日本経済の状況、働き方の違い、今後の世界経済について学びながら、語学やコミュニケーション能力の重要性を体験することができます。

Q. おすすめの授業を教えてください

A. 将来のキャリアに直結する実践能力を身に付けるための授業が多くあります。中核となる「経営学」の講義では、日常生活で欠かせない存在である「企業」について、どのようにして成立して、どのように成長していくのか、そして発展のためにはどんな仕組みが必要なのか等、基本的な知識から課題まで幅広く学びます。また、「人材開発論」では、企業活動のベースとなる「人材」が活躍するためにはどのような環境が必要なのか等について、「将来設計」の描き方を学びます。私が担当する「社会と法」の講義では、日常生活や企業活動において欠かすことの出来ない様々な法律に触れ、ビジネスパーソンして法律的にものを考える習慣を身に着けます。

Q. こういう学生と一緒に学びたい!

A. 企業経営を学ぶためには、世の中の動きを理解することが必要です。そのため、社会の出来事や課題に関心・好奇心を持って、ビジネスに係わる様々な専門知識を身に付けようとする意欲をもった学生に入学して欲しいと思います。そして社会人になるために自分自身の価値を高めていくような向上心を持ちながら、積極的に学修に取り組んでくれることを期待します。また、他人とのコミュニケーションを通じて相手を理解し、尊重し、思いやる気持ちを持ち、本学で学んだことを社会で主体的に実践して、社会や企業から必要とされる柔軟で心豊かな人材になるために、一生懸命になれる人と一緒に学びたいと思います。

Q. 本学の先生方はどんな先生がいますか?

A. 本学では経営戦略、経営倫理、マーケティングや自然地理学、社会学、情報学、健康スポーツ学等の専門領域に関する研究・教育歴が長い先生と、商社、金融機関、メーカー、マスコミをはじめとする民間企業や教育現場などでの豊富な実務経験を有する先生が連携し、学生にとって最善の実学教育のためのプログラムの充実を図り、懇切丁寧な指導を行っています。私自身も教職に就く前は大学を卒業後金融機関で約30年勤務し、その間、海外留学(ロースクール)を経て米国NY州弁護士資格の取得、企業経営層向けソリューション提案および資金調達のための金融商品開発、人事部での採用の責任者、ニューヨーク支店での人事・法務に携わりました。

Q. 就職活動が不安なのですが、どのようなサポートがありますか?

A. 学生一人ひとりの多様な分野での就職・進路希望にこたえるために、就職支援室と教員が連携して様々なサポートを行っております。具体的には、1年生の頃から就活の基本を学ぶための様々なガイダンスや保護者向けの説明会等を開催し、上級生向けにはインターンシップ、業界研究や一般常識・SPI模試、履歴書・エントリーシート、マナー、公務員試験、学内合同説明会等の対策講座を開催し、希望の就職先に進めるよう、全力で学生のサポートを行っております。また、1年生から「就職支援」や少人数の「セミナー」等の講義を通じて経験豊富な教員がきめ細かくサポートしており、この結果、2019年度の就職率は98.2%となっております。

Q. 想定される進路はどのようなものがありますか?

A. 本学では、キャリアに直結した学びと資格取得の教育、卒業生たちの活躍による社会からの信頼により安定した就職実績を残しています。経営コースにおいて想定される進路は幅広く、商業・サービス、食品、情報・通信、金融・保険、運輸・倉庫、製造といった民間企業や、公務員、医療機関等があります。また、多くの学生は企業・公務員を目指す一方で、経営コースで経営学等を履修して将来的には起業を目指す学生もいます。2019年度に学内就職説明会は年間40回開催され、延べ600社の企業に参加頂いた結果、学生求人数は約17,000件となり、様々な企業への就職実績があります。