本学学生記者チームが千葉日報「2019 CHIBA UNIVERSITY PRESS」特別賞を受賞しました。
本学は2017年から、県内の大学生が学生記者として取材やレイアウトなど新聞作りを体験する、千葉日報社主催「CHIBA UNIVERSITY PRESS」に参加しています。今年度も3月の開講式、その後の研修会を経て、各大学ごとに設定したテーマに対する取材と記事作成に取り組み、実際の新聞編集機材を使用して紙面を作成しました。
9月19日(木)に「CHIBA UNIVERSITY PRESS 2019」の閉講・表彰式がオークラ千葉ホテルで開催され、参加した全7大学から、本学学生記者チームが初の特別賞(第2位)を受賞しました。
千葉日報社 代表取締役社長 大澤 克之助氏から「新聞はSNSと違って文字、行数、単語などの制約がある。人に伝えること、多くの方に見てもらうことは大変だったかと思うが、体験されたことは役に立つはずである。社会人として新聞を読んで欲しい。また、今回はどの大学も記事のレベルが高く拮抗(きっこう)していた」とのお話がありました。また、 本学チームがテーマとした『児童虐待』『子育て支援』の記事において、特に『千葉県歯科医師会が県内の全児童相談所に嘱託歯科医を配置(全国初の取り組み) 』の内容に対し、大きな反響があったとのご講評をいただきました。
本学学生記者からは「今回、特別賞を受賞することができ大変うれしく思っています。ほかの大学と違い、学科の異なるメンバーと新聞を制作して大変なことが多かったですが、とても良い記事を書くことができました」「社会問題を解決したいというー心で、手探り状態の取り組みで大変でしたが、とても貴重な体験となりました。取材先の方々、千葉日報社の方々など多くの人のおかげで完成した紙面です。今回の経験を自分自身の糧として将来に活かしていきたいと思います」「実際に足を運んで取材し、その題材について文章を作る大変さ、楽しさをこの活動を通じて知ることができました。文字を通して人に情報を提供することはとても大切であり、大きな経験になりました。この活動で学んだこと、体験したことをこれからの自分に活かしていきたいです」との感想が寄せられ、その表情は達成感に満ちていました。
学生記者を指導・サポートした、健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 馬場 宏輝 准教授(体育・スポーツ経営学)は「CHIBA UNIVERSITY PRESSへの参加は、スポーツとメディアという視点から学生を千葉日報社のインターンシップに送り出すところから始まりました。メディアや広報の専門学科があるわけではない健康医療スポーツ学部の学生が、参加3年目で特別賞を受賞したことは快挙だといえます。将来、どのような職業に就いても、今回の経験が活かされると思います」と振り返りました。
本学は、今後も「CHIBA UNIVERSITY PRESS」をはじめとした、他学科との協働による学びを促進し、学生の成長の場として展開してまいります。