米国コロラド州にてデンバー研修を実施しました。
2024年度

ニュース

2024.05.28米国コロラド州にてデンバー研修を実施しました。

池袋・中野・千葉の各キャンパスから理学療法士やアスレティックトレーナーを目指す学生、合計38名がアメリカ合衆国コロラド州のデンバー市で9日間(2024年2月22日~3月1日)の海外研修に参加しました。昨年度から参加している帝京大学 宇都宮キャンパスからは7名の学生が参加し、合計45名での研修となりました。

理学療法(PT)を学ぶ学生は、本学が学術協定を結んでいるレジス大学で、レジス大学教員による講義を現地大学生と一緒に受講しました。また、健康メディカル学部 理学療法学科 玉利 光太郎 教授はレジス大学の学生・教員向けに特別講義を行い、ご好評をいただきました。レジス大学の教員や学生が日本のPTへの興味を深めている様子がうかがえました。日本の学生は、双方の教員による講義を通して、日米のPTについての学びを深めました。レジス大学での講義・実習に加え、現地の病院見学なども行い、学生たちは相互の文化や医療の違いを体感することができました。

アスレティックトレーナー(AT)を目指す学生は、本学が学術協定を結んでいる北コロラド大学で、ATの授業・実習に参加し、米国におけるAT養成課程を実体験しました。各授業や実習後には学生からいくつもの質問がありました。学生たちは、北コロラド大学の学生と一緒に実習することで、積極的に交流を持つことができました。北コロラド大学での授業・実習に加え、プロスポーツチームや、NCAA division-1(全米大学体育協会の最高峰の競技レベル)に所属するフットボールチームを有する大学を訪問しました。現場で活躍するATのお話を伺うことができ、非常に貴重な経験となりました。

さらに、研修プログラムにはPTグループとATグループ合同での施設見学やNBA(プロバスケットボールリーグ)観戦、様々なアクティビティへの参加も含まれています。学生たちはお互いの職種の専門性や学んでいる内容に興味・関心を持ちました。これからの自身の学びに、それらは活かされることになります。

これからも、様々な視点を持った人間愛にあふれる理学療法士、アスレティックトレーナーの育成を心掛け、様々な文化に触れる機会を提供していきます。

参加学部・学科・コース

池袋キャンパス

  • 健康メディカル学部 理学療法学科(13名)
  • ヒューマンケア学部 柔道整復学科 トレーナー・柔道整復コース(4名)
  • ヒューマンケア学部 鍼灸学科 トレーナー・鍼灸コース(4名)

 

中野キャンパス

  • 人文社会学部 経営学科 トレーナー・スポーツ経営コース(5名)

 

千葉キャンパス

  • 健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 理学療法コース(6名)
  • 健康医療スポーツ学部 柔道整復学科 トレーナー・柔道整復コース(4名)
  • 健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 トレーナー・スポーツコース(2名)

今回も帝京大学 宇都宮キャンパスの学生7名との合同開催となり、本学学生と合わせて合計45名での研修となりました。

スケジュール概略

 

2024年 ATグループ PTグループ
2月22日(木) デンバー国際空港着
2月23日(金)

午前:AHLコロラドイーグルス(アイスホッケー)訪問
午後:コロラド大学ボルダー校チャンピオンセンター訪問

午前:病院見学
午後:PTクリニック見学
2月24日(土) 午前:米国オリンピック・パラリンピックトレーニングセンター見学
午後:市内観察
2月25日(日) クロスフィットジム体験
2月26日(月) 終日:北コロラド大学訪問

午前:病院見学
午後:ホテルで講演聴講

2月27日(火) 午前:北コロラド大学訪問 終日:レジス大学訪問
2月28日(水)

終日:レジス大学訪問
夜:NBA観戦

2月29日(木) 帰国(日本着 3月1日)

 

当日の様子

AT・PT合同集合写真(米国オリンピック・パラリンピックトレーニングセンター)
レジス大学での実習(PT)
北コロラド大学での実習(AT)