健康メディカル学部 ⾔語聴覚学科主催「第5回 ことばと聴こえの相談会」を開催しました。
11⽉2⽇(⼟)に健康メディカル学部 ⾔語聴覚学科主催「第5回ことばと聴こえの相談会」を開催しました。
健康メディカル学部 ⾔語聴覚学科では、教員の持つ知識や技能を活⽤し、地域貢献事業として「ことばと聴こえの相談会」という公開講座を豊島区の後援を得て開催しています。これは⼤学周辺の地域の⽅に、⾔語聴覚障害や⾔語聴覚⼠について広く知っていただくことを⽬的にしています。
毎回、前半は教員による講演、後半は体験会など参加型の催しという2部構成で⾏っています。
今回は「加齢性の難聴と補聴器入門」というテーマで開催しました。
令和6年現在、超高齢社会を迎えたわが国では、加齢性の難聴に伴う高齢者の社会的孤立や孤独、ヒアリングフレイルの問題や、認知症の発症に及ぼす難聴の影響が問題視されており、それらを予防するために、適切な補聴器装用の体制作りが急がれている状況にあります。
こうした状況を受け、前半は黒田 生子 教授が「加齢による難聴と補聴器の装用」についての講演を⾏い、後半は、野原 信 講師の指導のもと、学⽣による「難聴のセルフチェック体験」と「オンライン聴力チェック体験」、補聴器メーカーの協力下に「補聴器の試聴体験」を実施しました。
当日は、多くの皆さんにご来場いただき、大変熱心に相談会にご参加いただくことができました。
次回以降の「ことばと聴こえの相談会」を含め、各キャンパスで⾏われる公開講座については随時本学ホームページに掲載されますので、ご興味のある⽅はぜひご 参加ください。