交流から「共創」へ:人文社会学部 観光経営学科の学生が、2024公開講評会で学生案「岡本手帖」を発表しました。
2024年度

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2025.01.28交流から「共創」へ:人文社会学部 観光経営学科の学生が、2024公開講評会で学生案「岡本手帖」を発表しました。

12月6日(金)、昨年度に続く2024公開講評会(岡本商店街と帝京平成大学の共催)を実施しました。

冒頭、人文社会学部長 藤川 健一 副学長より、授業を通して岡本を身近に感じとる機会を頂いていることに対し、感謝の意が表されました。そして、生まれ育った環境が異なる地域に対して貢献できるのか、不安もあるが、人工知能では代替できない人との交流の結果、新しい風土、文化、まちでみつけたものを蓄積していくことで、共に積み重ねていけるのではないかと話されました。これが将来の岡本サテライトキャンパスに向けた取り組みであることも共有されました。

その後、本授業の担当者である人文社会学部 観光経営学科 狩野 朋子 教授が、学生案「岡本手帖」に対する率直な意見や批判をいただくことで、本講評会を、制作物を共に作る場にしたいことが説明され、留学生を含む16名が「岡本手帖」の途中経過を発表しました。講評会を通じて、学生が考える岡本と岡本の方たちが考える岡本の差異が明確化できた点が、大変有意義でした。

閉会の言葉では、岡本商店街振興組合の西村 和也 理事長から、来年は岡本商店街が40周年を迎えるタイミングであり、岡本の記憶を記録する「手帖」に期待している旨の励ましの言葉を賜りました。その後、人文社会学部 観光経営学科長 境 健 学科長が「解答のない分野に挑戦する」ことの意義についてコメントされ、締めくくられました。

頂いた貴重なご意見に基づき、引き続き「良い」手帖とは何か?を考えて、シオヤプロジェクトのサポートを頂きながら再考していきます。「岡本手帖」は、2025年3月に刊行予定です。

2024公開講評会ポスター
人文社会学部 観光経営学科 小室 譲 講師の司会
学生による発表
学生による「岡本手帖」表紙案