千葉キャンパスにて「地域と学ぶ~防災ワークショップ~」が開催されました。
2024年度

ニュース

2025.03.18千葉キャンパスにて「地域と学ぶ~防災ワークショップ~」が開催されました。

2月20日(木)健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 作業療法コース主催で、市津地区×大学×企業連携ワークショップが開催されました。

昨年度に引き続き、第2回目となる今回のテーマは「地域と学ぶ~防災ワークショップ~」です。市津地区住民15名、地域で活躍される専門職の方々をお招きし、健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 作業療法コースの1・2年生45名、教員4名と株式会社 清水商会、株式会社 ニードから6名運営にご協力いただき、総勢70名が参加した会となりました。

ワークショップでは、健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科 作業療法コース 齊藤 一実 先生が講師となり、防災の基本や自助・共助・公助の在り方、防災リハビリテーションの視点についても触れ、災害現場での作業療法士の役割や重要性を学びました。

講義の後、体育館に移動し、企業の方々からの説明を受けながら、住民の方々と学生が協力して、避難所で用いられる段ボールベッド・非常用トイレ・簡易パーテーションの組み立て・解体や、被災食の簡易調理と試食等、実践的な活動を行いました。アルファ米の炊き出しや試食は、緊急時の食事の重要性を学ぶ良い機会となり、おいしさも実感できました。

齊藤 一実 先生は、「いつ災害がおこっても不思議ではない昨今。自分自身が主体的に行動するため、平時にできることがあります。まずは自分事として受け止めること。そして知ること、体験すること。今後もこのようなワークショップを通じて、学生を含めた、地域全体の防災意識をさらに高め、いざというときに、行動をおこせるようなきっかけ作りをしていけたらと思います」と話されていました。

今回のワークショップは、株式会社 清水商会、株式会社 ニードの全面的なご協力により開催することができました。心より御礼申し上げます。

当日の様子