
応用物理学
医療の診断や治療に利用されている技術は、物理学の原理・現象に基づいています。力学・電気工学・機械工学にまたがる現象を基礎からゆっくりと理解して、医療機器を正確・安全に扱い、機器の動作・状態や出力結果を医師に正確に報告できる能力を養います。
医学および工学双方の知識を有する臨床工学技士が必要とする基本的な学修を授業で網羅し、専門職への素養を養います。
3年次における学内実習では、実際に医療現場で使用されている医療機器を使用した実践的学修を行い臨床実習への準備を確実にします。
国から指定された科目をすべて修得することで臨床工学技士国家試験受験資格を得ることができます。本学の合格者数は全国上位を誇ります。
幼い頃から医療現場で働きたいと思っていました。本コースでは物理や数学をベースに、医療機器の仕組みや使い方を深く学べます。2年次の「基礎医学実験」では実際に自分の筋電図などを測りました。自ら操作することでより理解が深まったと思います。目標である「第2種ME技術実力検定試験」に合格し、国家試験を突破して、夢である医療現場で活躍できる臨床工学技士を目指していきます。
※2024年度取材
1年次 | 幅広い教養と基礎学力を身につける 数学、基礎医学、電気・機械工学、情報工学、医用機器学など幅広く基礎的科目をしっかり学び、同時に責任ある医療人としての資質を養います。 |
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2年次 | 基礎を応用し知識を深める |
3年次 | 学内実習から学ぶ 専門科目を中心に、学内実習を通してより実践的な知識と技術を修得。学会の認定試験などにも挑戦し今後への自信に繋げます。 |
4年次 | 臨床実習で実践力を身につけ国家資格取得に向け取り組む 【学外実習】 |
医療の診断や治療に利用されている技術は、物理学の原理・現象に基づいています。力学・電気工学・機械工学にまたがる現象を基礎からゆっくりと理解して、医療機器を正確・安全に扱い、機器の動作・状態や出力結果を医師に正確に報告できる能力を養います。
腎不全になり尿が出なくなると、生命の存続が困難になる可能性があります。その治療の一つとして、血液透析療法があります。生体機能代行装置学実習Ⅲ(血液浄化学実習)では、座学で学修した人工腎臓の構造や透析療法の原理の知識を深め、さらに、透析装置の操作方法を学びます。