高校3年生のときにがんを患い、約2年間、入退院を繰り返しました。いろいろ大変なこともありましたが、そのときに受けた作業療法がすごく楽しくて。私は何かを学ぶことや英語を話すことが好きなので、担当してくれた方が一緒に勉強をしてくださったり、英語が堪能な方を連れてきてくださったりしたので、前向きに取り組むことができたんです。そうして自分が実際に作業療法を受けていくなかで、この仕事に興味を持つようになりました。生活上の全てがリハビリになり得るという考え方に基づいていて、対象者の方の趣味や興味をリハビリに取り入れられるところに魅力を感じています。
また、病院でお世話になった方に作業療法士をお勧めされたこともきっかけになっています。細かい作業が得意だったり、お年寄りの方と話したりすることも好きなので、性格的に適しているのではないかと言っていただけたからです。