中嶋 めぐさん
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中嶋 めぐさん中嶋 めぐさん

夢は、イベントプランナー

Be an Event Planner

私にしかできないアイデアで
みんなを笑顔にしたい!

Profile

中嶋 めぐさん

※2022年3月取材

人文社会学部 観光経営学科 2年
日本大学櫻丘高等学校出身
旅行で得た素敵な体験を多くの人に届ける仕事をしてみたかったからです。

STORY 01 入学前

なぜ観光経営学を学びたいと思ったのですか?

旅行で得た素敵な体験を多くの人に届ける仕事をしてみたかったからです。

進路に悩んでいたとき、ほかの大学ではあまり見かけない「観光」というワードに惹かれたのがきっかけです。最初はどんなことを学ぶのかわからなかったのですが、単純に面白そうと興味を持ちました。

そんな気持ちになれたのは、旅行が好きな家庭で育ったことが大きいかもしれません。家族旅行にはたくさんの思い出がありますが、特に印象深いのは、流れ星や天の川などすごくきれいな夜空を見た沖縄の石垣島での出来事です。そんなことをふと思い出し、将来は、私が感じたような素敵な体験を多くの人に届ける仕事がしてみたい。そんな思いから観光経営学科を選びました。

座学だけでなく、フィールドワークが充実しているからです。

「THU(帝京平成大学)」を選んだ理由は?

座学だけでなく、フィールドワークが充実しているからです。

横浜DeNAベイスターズ の夏の公式戦「帝京平成大学デー」に取り組める「イベントプロデュース」という授業があることを知って、帝京平成大学(以下、THU)に興味を持ちました。履修者(2年生)は、観戦ツアー、グッズ企画、ファンサービス、プロモーション、スタジアム演出と5つのグループに分かれて半年間準備をしていきます。私はプロモーションを担当し、選手の方々にインタビューしたり、スタジアムグルメを取材したりしながらフリーペーパーを制作しました。

不慣れで大変なことも多かったですが、とても有意義な時間となりました。THUは座学だけでなく、フィールドワークが充実しているので、社会人になったときの擬似体験が学生のうちからできることが大きな魅力だと思います。

STORY 02 入学後

入学後のとまどい、思い描いていたイメージとのギャップはありましたか?

先生との距離が近く、何でも相談できる環境です。

観光というと旅行代理店のイメージしかなかったのですが、ブライダル産業論という授業 
があったり、ブランディングなどの広告業に近いことを学べたり、さらには経営についてなど、様々な分野を幅広く学ぶ機会があり毎日が充実しています。また、英語だけでも現代英語、実用英語、観光英語、TOEICなど様々な授業があります。

どの授業も先生方が生徒一人ひとりと向き合ってくださり、何でも相談できる環境です。大学生になると大きな教室での授業ばかりで、先生と接する機会は少ないのかと思っていました。でも、THUでは少人数制の授業も多く、先生や生徒同士の密なコミュニケーションもあって、皆さんから刺激を受けています。

コロナ禍の厳しい時代だからこそ、観光業にはチャンスがある!

いろいろと学ぶうちに、観光業界は景気に左右されやすいことがわかりました。特に、コロナ禍以降は厳しい状況が続いているようです。その一方で、withコロナ時代の対応として、Go To トラベルを利用した集客や、施設のある県民に向けた割引きサービス、少人数向けの旅行企画など、今までにないプランがいろいろと出てきています。社会人経験が浅くても面白いアイデアがあれば実現できるのではないか、そんなワクワク感も伝わってきます。

私はサービス付き高齢者向け住宅でアルバイトをしているのですが、利用者の方々と向き合うなかで、高齢化社会において観光がどのように貢献できるのかを考える機会が増えました。同時に、将来に向けて自分なりのホスピタリティを磨くよう心がけています。

中嶋 めぐ

入学して感じる「THU」の魅力とは?

実践しながら学ぶことができます。

やはりフィールドワークが多いことだと思います。先ほどお話しした横浜DeNA ベイスターズの「帝京平成大学デー」だけでなく様々な授業があります。最近では「ベトナムインターシップ 」という授業をおこないました。これはTHUのある中野区と豊島区の観光スポットを、ベトナムの旅行代理店の方々にプレゼンするというものです。事前に日本語学校に通うベトナムの方々にリサーチし、普段はバイク移動が多いので徒歩の多い日本の観光は苦手だということを聞きました。そこで、豊島区のIKEBUS(池袋を周遊するバス)を利用しながら写真映えするスポットを紹介したんです。この企画は高評価をいただきとてもうれしかったです。

可能性が無限に広がるから、やりたいことが見つかる!

THUは良い経験が積める機会が多く、自分の見ていた世界は狭かったんだと気づくことが多いと思います。同時に、無限に広がる可能性に胸が踊ることも多いです。また、先生方は観光に携わってこられた方々なので実践的な学びが多いと感じます。手厚くサポートしてくれるので、安心してチャレンジすることができるのも大きな魅力だと思います。

フィールドワークのほか、留学制度も充実していて、様々な学びを得られる環境が整えられています。すでにやりたいことが明確に決まっている人はもちろん、私のように進路に迷っていた人も、THUなら自分の可能性を広げてくれ、やりたいことが見つかる場所だと自信を持って言えます。

STORY 03 卒業後

どんな社会人になりたいですか?

人々が笑顔になれる 体験を通じて、豊かな未来を築いていきたいです。

まだ将来のことははっきりと見えていませんが、旅行に直接関わることだけでなく、ウェディング業界や広告業界など広い意味でのイベントプランナーに興味があります。コロナ禍で旅行に出かけたりイベントに参加することが減り、人と接する機会は少なくなっています。そんな背景を踏まえたうえで、皆さんが気軽に参加できる仕組みや、参加したくなる企画を考えていければと思っています。

観光業は平和産業とも言われています。私にしかできないアイデアを生み出して、人々が笑顔になれる体験をより多くの人に届けたい。その一つひとつが積み重なって、豊かな未来が築かれていく。それが社会人になったときの私の目標です。

Campus Life

Campus Life

1日のスケジュール

06:00

起床・身支度

07:30

通学

09:00

授業

12:00

昼食

13:00

授業

16:10

自宅へ移動

18:00

帰宅・自習

20:30

夕食・自由時間

23:30

お風呂・身支度

24:30

就寝

Holiday

Holiday

【ここに説明が入ります】オープンキャンパスのアルバイト仲間である、池袋キャンパスの理学療法学科・言語聴覚学科・救急救命士コースの同級生と遊園地に行ってきました!

人文社会学部 観光経営学科
狩野 朋子 先生より

Teacher’s Voice

人文社会学部 観光経営学科
狩野 朋子 先生より

観光に関わる仕事を目指す学生たちへ

様々な国・地域の文化や歴史、建築に触れられること、そして人の笑顔を自分の幸せにできることは、大きなやりがいのひとつだと思います。最近では、地域を豊かにするための観光が注目されています。観光まちづくりの提案が形になり、地域社会の未来に結びついていく可能性があることも醍醐味と言えます。

観光地には、国も世代も異なる人がたくさんやってきます。その人たちの価値観と自分の常識がズレていることも多々あるわけです。そんなとき、観光のプロフェッショナルとして、いかにその人たちを理解して喜びを与えられるのか。学生のときに多様な考え方を学び視野を広げておくことは、夢に近づく一歩になるはずです。

皆さんには、授業を通して得た知識や発見を頭のなかにおさめておくだけではなく、対話や体験を通して五感に結び付けてほしいと思います。また、知識や発見を日常に落とし込んでいくことも、大切にしてほしいです。

中嶋さんは、優等生的な模範解答を出そうとするのではなく、自分の頭で考えたことを自分の言葉で表現しています。大学は将来のための通過点ですが、自分らしい生き方を模索できる場所でもあります。こうして自分に素直に向き合うことで、これからの道が開かれていくと思っています。