両親と祖母が腰痛、妹が怪我で鍼灸院に通っていたことから、つらい症状や痛み、悩みを抱える人を心身共に楽にしてあげたいと思うようになりました。母が歯科衛生士の資格を持っていたり、周りも医療の道に進む人が多かったので、医療の仕事を身近に感じていたことも大きかったと思います。看護師や管理栄養士、理学療法士など様々な職種を調べて考えましたが、鍼灸治療は投薬することなく、副作用の心配が少ないため、子どもから高齢者まで多様なニーズがあることに魅力を感じました。ただ、自分がどの職種に向いているのか……、美容系にもスポーツにも興味があり、進学先を決めるまでは悩んでいましたね。



夢は、内面から輝きを引き出す鍼灸師
Be an Acupuncturist
仲間と励まし合い
誰からも信頼される鍼灸師へ。
Profile
田渡 心晴さん
※2025年12月取材
- ヒューマンケア学部 鍼灸学科 トレーナー・鍼灸コース 4年
- 関東第一高等学校出身

STORY 01 入学前
なぜ鍼灸師を目指そうと思ったのですか?
多様な職種がある医療系の中で、一番魅力を感じた鍼灸師への道。

「THU(帝京平成大学)」を選んだ理由は?
「この先生の授業を受けたい!」。そう強く感じたのがTHUでした。
高校2年生の時に、大学の雰囲気を知りたくてTHUのオープンキャンパスに参加しましたが、雰囲気がとても良かったですね。具体的に進路を考えるようになり、他大学で鍼灸の模擬授業を受けましたが、想像以上に将来の幅が広いことに驚きました。整骨院だけでなくスポーツトレーナーや美容鍼灸の道もある。鍼灸を学ぶことで自分の興味があった分野でも活躍できることを知り、この道を目指すことを決めました。THUはもう一度オープンキャンパスに参加しましたが、そこで説明を受けた先生がとても親切に接してくださり、同行していた母と一緒に「この先生の授業を受けたいね!」と意気投合したことを今でも覚えています。アスレティックトレーナーの資格や、はり師・きゅう師と柔道整復師のダブルライセンスを目指せることも大きな魅力でした。
STORY 02 入学後
入学後のとまどい、思い描いていたイメージとのギャップはありましたか?
早い段階から現場を見学することで、将来をイメージできます。
1年次は医学の基礎を身につける授業が中心で、覚えることが多くて大変でした。ただ、オープンキャンパスで出会った先生だけでなく、どの先生も一人ひとりに向き合ってくださるので安心しましたね。定期的に行われる面談はもちろん、普段から勉強や学生生活、就活などいろいろなことでサポートしてもらっています。1年次から毎週実技の授業があって経験を積むことができ、後期には実際に治療院に見学に行くプログラムもあります。早い段階から、現場で活躍する方の治療や1日の仕事の流れを見ることができたのは、貴重な経験でしたね。
1年次から着実にステップアップできる学修環境が魅力。
幅広い職種を目指せることから、1年次には興味のあったアスレティックトレーナーの資格取得も考えていましたが、自分には美容鍼灸が一番向いていると思い、2年次から、はり師・きゅう師の国家資格取得に絞って頑張っています。1年次に骨や筋肉などの基礎を学び、2年次から実際に体を使って触診することで、知識も技術もより身についたと思っています。3年次の実習では、臨床現場の一連の流れを理解するために、学生同士が患者さんと施術者に分かれて、与えられた時間内で医療面接や理学検査を行いました。より臨床に近い、本格的な実習を経験することでさらに成長できたと感じています。

入学して感じる「THU」の魅力とは?
卒業研究の成果を発表できる貴重な場があります。
学内に鍼灸院・鍼灸臨床センターがあり、4年次に臨床実習を経験できることが大きな魅力だと思います。また、在学中に研究成果を学会で発表する機会や、卒業研究の成果を発信できる場もあります。私はゼミの中で「鍼治療と声の関係」について研究を進める予定です。ライブに行くことが趣味で、以前アーティストの方が喉のために鍼治療を行うと聞いたことがあり、興味を抱きました。実際に、ゼミの卒業生で鍼灸師として活躍されている方の中には、アーティストのライブに帯同し、曲の合間に鍼治療を行っている方も居られるそうです。研究を進めるのはこれからですが、成果を発表できるとうれしいですね。
切磋琢磨し合える仲間の存在が大学生活の宝。
現在は実技の授業で正確な刺鍼技術を身につけるために、手の感覚や角度、深さなど細かな部分まで意識して練習しています。どうすれば患者さんに安心して施術を受けてもらえるかを考えながら学んでいますが、その中で支えとなっているのが仲間の存在。テスト前になると、授業が終わっても皆で空き教室に集まって勉強しています。警備員さんが「もう閉めますよ」と言ってくださるまで頑張ったり、それでも足りなければ友人の家でさらに勉強することもあります。つまづいたときは励まし合ったり、分からないことがあれば互いに教え合える。そんな仲間がいるおかげで、自然と頑張れるようになりましたね。


STORY 03 卒業後
どんな鍼灸師になりたいですか?
技術だけでなく、内面から支えられるようになりたい。
入学前は漠然と「鍼が打てるようになりたい」と思っているだけでしたが、学びを重ねる中で鍼灸の奥深さを知りました。将来は美容鍼灸の分野で働きたいと考えていますが、外見の美しさだけでなく、患者さんが内面から健康的に輝けるよう、技術だけではなく精神面でも支えられるような存在になりたいですね。施術する側として自分自身も肌荒れなどがあってはいけないと思い、常に美容には気をつけています。一人ひとりに丁寧に向き合い、患者さんからは「もう一度施術を受けたい」と言ってもらえる、そして共に働く方からも信頼される仕事人を目指していきたいと思います。
Campus Life

1日のスケジュール
- 7:00
起床、支度
- 8:30
通学
- 15:00
授業終了
- 17:00
アルバイト
- 22:00
帰宅、夕食、お風呂
- 23:00
課題
- 24:00
就寝