中学生の頃、母の帝王切開の話を聞いて、妊婦やその家族の不安をそばで支えながら新たな命の誕生に携わる助産師の仕事に特別な思いを抱くようになりました。一方で、助産師をしている叔母からは「赤ちゃんが泣いているが、どうしたら良いかわからない」と若いお母さんに相談されることが多くなったと聞きました。私はもともと子どもが大好きです。乳幼児のいとこたちを長時間抱っこしたり、遊びや夜泣きに対応するのもまったく苦にならず、将来は子どもと関わる仕事に就きたいと思っていました。自分の好きなことを活かして妊婦さんとご家族、子どもたちの力になれたらいいなと思い、助産師と小児科やNICUで働く看護師を目指すようになりました。



夢は、小さな命を守る助産・看護師
Be a Midwife and Pediatrics Nurse
専門性を活かして人の力になりたい
助産師と小児科・NICUの看護師が目標。
Profile
内山 鳳蝶さん
※2025年12月取材
- 健康医療スポーツ学部 看護学科 3年
- 学校法人智香寺学園 正智深谷高等学校出身

STORY 01 入学前
なぜこの仕事を目指そうと思ったのですか?
助産師に憧れ、自分の得意なことを活かして人の役に立ちたい。

「THU(帝京平成大学)」を選んだ理由は?
看護師と助産師、二つの資格を取得できることに魅力を感じました。
将来を考えて進学先を選ぶにあたり、大学は高校までと違い自主性が求められるので、授業についていけるか不安がありました。いくら子ども好きでも、仕事となれば簡単にはいきませんし、大きな責任も伴います。そういうことを高校の先生とよく話し合いました。THUに決めた理由は主に2つあります。一つは担任制が導入されていて、定期的な面談など先生と話す機会が多くあること。もしも勉強でつまづいても先生に相談しやすそうだと感じました。もう一つは、4年間で看護師と助産師の資格を取得できること。両方取得できる大学は増えてきていると聞きますが、実際はまだまだ少ないのではないでしょうか。
STORY 02 入学後
入学後のとまどい、思い描いていたイメージとのギャップはありましたか?
患者さん一人ひとりにとっての最適を考える細やかさに驚きました。
看護師という仕事の専門性の高さに驚きました。入学前は病気や怪我をしている患者さんをケアするという大まかな理解でしたが、看護計画を立てる「看護理論・看護過程展開論」の授業で、患者さん一人ひとりに合わせて最適なケアを考えていることを初めて知り、ハードルが一気に上がりました。医療の知識や技術だけでなく、相手を理解しようという気持ちがとても重要なのだと感じています。看護の専門科目以外に「フレッシュセミナー」という授業もあります。レポートの書き方や大学生活の送り方などを教わり、安心して大学生活を始めることができて良かったです。
入学して感じる「THU」の魅力とは?
担任制・クラス制で、先生や友人に相談しやすい雰囲気があります。
授業中に分からないことがあればどんどん質問できる雰囲気や、担任制によるサポート環境が整っている点が魅力だと思います。入学前は勉強についていけるか不安でしたが、おかげで積極的に先生に聞いたり、仲のいいクラスメイトと空きコマに勉強したりと前向きに取り組めています。実習が多い点も学びやすいと感じています。血圧測定や足浴は手順を見ながら、机上で学んだことを実際に手足を動かしながら確認できます。最近は模擬腕を使って注射の練習を行っていますが、皮下注射や静脈内注射など種類によって血管の探し方や針の刺入角度が違うこと、針を抜くのは刺入以上に難しいことなどを実感しています。

「コミュニケーション論」で、情報を言葉で伝え合う大切さを実感。
特に印象に残っているのは、他学科の学生とグループになって取り組んだ1年次の「コミュニケーション論」です。将来、多職種連携で取り組むチーム医療に活きるのではないかと思い受講しました。私は作業療法や救急救命の学生と一緒のグループで、自己紹介にはじまり、1枚の人物写真を見て「どういう人だと思うか」などを意見交換し、同じ写真でも人によって捉え方がまったく違うことに驚きました。初対面の相手に対して情報を口に出して伝える大切さはもちろん、端的な言葉の選び方や、自己紹介でどこまで話したり聞いたりすればいいのかといった判断の難しさも痛感しました。グループは毎回変わり、コミュニケーション力を磨く良い勉強になりました。連絡先を交換し合うなど交流も広がって良かったです。
学んだ基礎をどう応用するかを現場で考えられるようになりました。
実習を通して相手に伝わりやすい言葉遣いを意識するようになり、以前よりも積極的に行動や発言ができるようになりました。また、授業では、原理原則を学び病院実習では応用力が必要だと感じました。例えば、授業では寝た状態で行った血圧測定や清拭も、実際の患者さんは車椅子に座っていたり立っていたりします。私は「どの体勢がいいですか?」とまず声をかけるようにしました。患者さんそれぞれに合ったケアをするためには、根拠を踏まえて状況に応じた方法を選択していくことがとても大切です。患者さんに安心してもらえるコミュニケーション力を、これからしっかり身につけていきたいです。


STORY 03 卒業後
卒業後はどんな仕事人になりたいですか?
安心して任せてもらえる助産師や看護師を目指し、経験を積んでいきます。
母が出産の大変さと、助産師さんの存在がいかに大きいかを私によく話してくれます。私も卒業後は母子とその家族の気持ちにしっかり寄り添って、安心と信頼を提供しながら、妊娠から育児まで一貫したサポートを行う助産師になりたいです。そして、母子や家族の負担を少しでも軽減し、新たな生活を安心してはじめられる環境作りに貢献できる助産師へと成長していきたいです。小児科やNICUで働く看護師としても、困ったときに気軽に相談してもらえる存在になりたいです。そのために、一人ひとりに合ったケアを考える看護過程の勉強に力を入れ、普段からコミュニケーション力を磨いていきます。信頼される助産師、看護師を目指して頑張ります。
Campus Life

1日のスケジュール
- 6:00
起床、支度
- 7:00
通学
- 9:00
授業
- 16:10
授業終了帰宅
- 18:00
お風呂、夕飯
- 20:00
課題、勉強
- 22:00
自由時間
- 24:00
就寝