プログラミングを学びたいと思ったのが、経営情報コースを選んだ大きな理由です。もともとモノを作ることが好きで、子どものころはテレビやアニメを見て、「ロボットってどうやって動いているんだろう?」と興味を持っていました。入学した工業高校の機械科には、文部科学省のスーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)制度があり、支援金でコミュニケーションロボットのPALRO(パルロ)を2台借りることができました。3年生で電子機械科に進み、3年間の総まとめとして、PALROを使って課題研究を行ったのです。その際、ロボット制御などの実習でプログラミングを少し勉強し、興味を持ちました。大学ではもっと深くプログラミングを学びたいと思い、経営情報コースへの進学を決めました。
Be a To contribute to the community
力を入れた陸上と勉強の両立
継続力や忍耐力を今後も活かしたい
Profile
簗嶋 竜大さん
- 人文社会学部 経営学科
経営情報コース 4年
- 栃木県立宇都宮工業高等学校出身
STORY 01 入学前
高校3年生でプログラミングに興味を持ち知識をさらに深めたいと思いました。
兄と一緒に駅伝部で走りたい!その想いが、THU入学の決め手となりました。
2つ上の兄が帝京平成大学(以下、THU)に在学し、駅伝部に所属していました。僕も高校時代は陸上をやっていたので、兄と一緒に駅伝部で練習をしたいと思ったことが入学の決め手となりました。兄は別のキャンパスに通っていましたが、コースの選び方や陸上と勉強の両立についてなど、いろいろなアドバイスをくれました。
オープンキャンパスにも参加したのですが、きれいなキャンパスや充実した学習環境にも惹かれましたね。勉強と駅伝部の練習で忙しい毎日ですが、通学途中に友達と新しいお店を開拓するなど楽しく過ごしています。
STORY 02 入学後
気になることは入学前に解決していたので、大学生活でのギャップはありません。
オープンキャンパスに参加したときに気になることは聞いていたので、入学してからのギャップは特になかったですね。例えば、大学は高校と違って自由な分、先生方に積極的に質問しないと勉強が身につかないのかなという不安がありました。でも、僕は質問しに行くのがあまり得意ではありません。そこで、資料に「経営情報コースは少人数制で、親身なサポートを受けられる」とあったので、念のため在学生の方に「これは本当ですか?」と質問しました。「本当に親身なサポートが受けられるよ」と答えてもらえましたし、実際に入学して、確かに先生方が一人ひとりに時間をかけて、きめ細かく対応してくださると感じています。
入学を検討している受験生の方は、気になることがあればオープンキャンパスなどで気軽に質問してみてはいかがでしょうか?
30人程の少人数クラスなので情報共有がしやすい点も魅力です。
一般的に大学では、同じ学科・コースの学生同士でも顔を知らないことは多いと思います。でも、経営情報コースは1クラス30人程。全員が顔見知りなので、情報共有がしやすいんです。先生は非常に熱心で、勉強はもちろん就職活動についても親身に相談に乗ってくださいます。資格取得を考えている学生には、勉強方法の選択肢を複数挙げて自分に合うものを選ばせるなど、学生の身になってサポートもらえるので、とてもありがたいです。1年次は基礎をしっかりと教わり、徐々にレベルが上がり、3年次になると教材や問題を自分で解いて、後日答え合わせをするといったカリキュラム。先生からただやり方を教わるのではなく、自分で試行錯誤する時間も多くあります。そうした学びを通して、自分で考えたり工夫したりしながら答えを導き出す力が自然についたと思います。
また、施設が充実している点もTHUの魅力ですね。メディアライブラリーセンター(図書館)はとてもきれいで蔵書も充実しているので、調べ物をしたいときは便利です。
※2022年度から50名に定員増の予定
駅伝部の活動に全力を注ぎ、選手を引退した今はマネージャーに。
駅伝部の活動には力を入れていました。昨年まで強化指定部だったので、練習はほぼ毎日。全員が集まる全体練習が週2日で、それ以外は個人練習です。大学駅伝の予選会に出たいという強い思いで練習を重ねてきましたが、残念ながら結果には結びつかず。しかし、全力投球できたことに満足しています。昨年で選手は引退しましたが、今もマネージャーとして現役の選手たちをサポートしています。
STORY 03 卒業後
スキルを活かせる仕事を見つけ、地元への恩返しや地域貢献をしていきたいです。
地元へのUターン就職を考えていて、今は就職活動の真っ最中です。経営情報コースではITに関する基礎から実践的な専門知識まで本当にきめ細かく指導を受けることができました。なので、その力を活かしたいと考えているのですが、地元は東京に比べるとどうしてもIT系の企業が少ないので、業種の視野を広げながらパソコンのスキルが活かせる企業を探しています。
地元に帰るからには今までお世話になった方たちに恩返しがしたいですし、地域に貢献できる人間になりたいと考えています。
陸上で身についた日々の努力は社会に出てからも役立つと考えています。
陸上部の経験を通して、自己管理が得意になりました。特に長距離を走るためには、生活習慣や食事に気を配らなくてはなりません。陸上と勉強の両立を目標として入学したので、普段から無駄な時間を作らない癖もつきましたね。例えば、前日のうちに翌日にやることを洗い出して優先順位を決め、1日のスケジュールを頭に入れておく。提出物や課題は提出期限に関係なく、時間ができたら早めにやっておくなどができるようになりました。これらの力は、社会人になっても必ず役立つはずです。
また、大学駅伝の選手になるという強い思いを持って努力してきたので、継続する力や忍耐力は自然に身についたと思います。社会に出ても、継続力や忍耐力が必要になる場面は必ずあると思うので、大学での4年間の経験を糧に精一杯がんばりたいです。
Campus Life
1日のスケジュール
- 07:00
-
起床〜準備・通学
- 09:00
-
授業
- 12:00
-
昼休み
- 13:00
-
授業
- 16:10
-
帰宅
- 17:10
-
部活 or 自主練習
- 20:00
-
課題・自由時間
- 24:00
-
就寝
Holiday
【ここに説明が入ります】
オープンキャンパスのアルバイト仲間である、池袋キャンパスの理学療法学科・言語聴覚学科・救急救命士コースの同級生と遊園地に行ってきました!
Teacher’s Voice
経営情報を学ぶ、学生たちへ
情報革命は今まさに進行中です。人類のあらゆる活動で情報通信技術が利活用されつつあります。企業経営の生産性向上に留まらず、人々のコミュニケーションや、商品の宣伝・販売、メディア、エンターテイメントなどあらゆる分野において、これまでのありかたから大きく変わりつつあります。少子高齢化など課題先進国の日本でこそ情報革命が必要です。こういった革命や課題解決の旗手となれることがこの業界の一番の魅力だと思います。
授業ではどうしても専門性の高い技術的な内容が多くなってしまいますが、それらの技術を利用する場面においては社会性や経済性も重要になってきます。最近ですとSDGsの考慮も必要です。技術面以外の側面がわかるように、技術の具体的な利用場面も授業では紹介するように気をつけています。また、世界中の様々な人々が容易に情報発信をできるようになった弊害として、信憑性の疑わしい情報が増えてきました。批判的、客観的に判断するクリティカル・シンキングや、網羅的、論理的に考えるロジカル・シンキングのスキルが身につくように授業課題の内容を工夫しています。
梁島さんは、誠実であることはもちろんですが、自分の行動が相手に与える印象を慎重に考慮して行動している点が非常に印象的です。こういったインテグリティや気配りは職場のマネージメントにおいて重要になってきますので、引き続き磨きをかけて欲しいです。