大城 洋貴さん
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夢は、柔道整復師

Be a Judo Therapist

地元で、子どもから高齢者まで
笑顔にできる接骨院を

Profile

大城 洋貴さん

※2019年7月取材

ヒューマンケア学部 柔道整復学科
トレーナー・柔道整復コース 2年
静岡市立高等学校出身
バスケット少年だった自分の身近にあった「人の役に立つ仕事」が、柔道整復師でした。

STORY 01 入学前

なぜ、柔道整復学科を目指そうと思ったのですか?

バスケット少年だった自分の身近にあった「人の役に立つ仕事」が、柔道整復師でした。

スポーツが好きで、小学校1年生からミニバスケットボールを始めました。父がコーチだったこともあり、練習はかなりハードでしたが、父のように上手になりたくて夢中で練習をしていました。中学・高校もバスケットボール部で、当時は足首のねん挫などの怪我をよくしていたのですが、そのころ、いつも通っていたのが地元の接骨院です。地域に1つだけの接骨院ということもあって、そこには小さな子どもから高齢者の方までたくさんの患者さんが通っていました。施術の際、バスケ経験者だった先生が、部活の話を聞いてくれて、たわいもない会話もとても楽しかったのを覚えています。柔道整復師という仕事を目指そうと思ったのは、この先生に憧れたからですね。将来の夢を考え始めたときに、「どうせ働くならば、何か人の役に立つ仕事がしたい」と思ったのですが、まず思い浮かんだのが先生の仕事でした。自分自身が先生にたくさん助けられていましたし、痛みを抱えて辛そうな顔をしていた患者さんが、笑顔になって帰っていったりするところを間近に見ていたので、「自分も、あんなふうになれたら」と思ったのです。

柔道整復師と中学校教諭一種免許状の勉強が同時にできることが、決め手です。

『THU(帝京平成大学)』を選んだ理由は?

柔道整復師と中学校教諭一種免許状の勉強が同時にできることが、決め手です。

高校3年生当時、柔道整復師に憧れる一方で、教職も目指してみたいという思いがありました。中学に入ってから、父と一緒にミニバスのコーチをするようになって、子どもたちにスポーツを教えることの楽しさを実感していたのです。どちらの道を選ぶか迷っていたとき見つけたのが、それを同時に叶えることのできるTHUでした。
現在通っているヒューマンケア学部 柔道整復学科では、柔道整復師の資格取得に向けて勉強を進めながら、教職関連の科目を履修することで、保健体育の教諭を目指すことができます。これが実現可能な大学は少なく、確かに履修する科目は増えて勉強は大変になるのですが、両方の仕事について深く学びながら職業選択の可能性を探ることができるので、挑戦しがいがあると思い進路を決めました。
また、上京して大学を見学した際に、THUの都会的なキャンパスや真新しい設備などに心が弾んだもの確かです。職員の方の丁寧な説明や、学内の雰囲気がとても心地よく、「都会でのキャンパスライフ」が楽しみになりました。

STORY 02 入学後

入学後のとまどい、思い描いていたイメージとのギャップはありましたか?

理系出身だけでなく文系出身者も多く、専門科目は難しいけれど、とても面白いものでした。

柔道整復学科の専門科目には、身体構造や機能、スポーツ医学などもあるので、理系出身の学生が多いのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。自分自身は理系出身ですが、クラスには文系出身者も多く、みんな一斉に専門分野の勉強をスタートするので、苦手意識などを持つことなく学修を進められます。学科全員が同じ目標に向かっているので、ときに助け合ったり励ましあったりしながら勉強しています。
また、自分が選んだ進路、興味のある分野に関する学修内容だけに、勉強はとても楽しいです。今、特に面白みを感じているのは、肘や腕、骨折などそれぞれの項目をくわしく深掘りしていく科目。とはいえ、ずっと座っているのは苦手なので、1週間で4コマある実習時間が何より楽しみです(1コマ90分)。基礎科目、専門科目と資格取得を目指した勉強は簡単ではありませんが、何かを1つクリアするたびに、自分の選んだ職業に、確実に近づいていると実感することができます。

大城 洋貴

入学して感じる『THU』の魅力とは?

柔道整復師・教職・バスケットボール部と3つの両立ができる環境があること。

柔道整復師と教職の2つの資格取得を目指しながら、THUの強化指定部でもあるバスケットボール部で週5日活動をしているので、大学生活はなかなかの忙しさです。でも、それぞれがよい刺激になっているのでは、とも感じています。
例えば、柔道整復師関連の授業では、SA(学生サポート)として後輩の授業に入ることもあるのですが、そこで誰かに何かを教える経験を積んだり、先生の指導を客観的に見たりすることもできます。これは教職を目指すうえでとても貴重な体験。そのほかにも、部活動を通じてチームワークや指導の仕方を学んだり、授業と部活の間の空き時間を活用して勉強を効率よく進めることで、タイムコントロール術を身につけたり。3つの「やりたいこと」を追うことで、得られるものは多いように思います。
様々なことに挑戦できるのも、THUの整った環境があるからこそ。カリキュラムの充実度はもちろん、部活動ができるアリーナが池袋キャンパス内にもあるなど、都心のキャンパス内にきちんとした運動設備や実習環境があることで、移動などの時間を短縮し、充実した学生生活を送ることができています。

地元とは違う都会の学校、様々な情報・人に出会うことで、世界が広がります。

出身が静岡なので、都会のキャンパスはとても新鮮です。入ってくる情報の多さや、様々な場所から集まった学生たちとの出会い。ここでしか感じられないこと、出会えない価値観があり、それらすべてが自分の視野を広げてくれているように思います。
都会での一人暮らしは、楽しい反面、心細いものなのかもと思っていましたが、クラスや部活の仲間、また同じように教職を目指しているメンバーたちとの強いつながりがあるので、それも心配ありませんでした。勉強で躓いたときに、親身になってくれる先生方もいます。先生とは定期的な面談があり、進路についてなどいろいろな道を提示してくれるなど、とても心強く、面談後はいつも前向きな気持ちになります。
時折、静岡の両親から電話があり、「どうだ?」と聞かれるのですが、「こんなことを勉強している」と話すと、「楽しくやっているようでよかった」と、安心してくれています。卒業後は、地元に戻り、ここで勉強したことを活かして仕事ができるよう、頑張りたいですね。

STORY 03 卒業後

どんなプロフェッショナルになりたいですか?

「あの先生のいる接骨院に行きたい」と言ってもらえるような、仕事ができるように。

最終的には、柔道整復師としての経験を積み、地元に接骨院を開業することが夢です。自分が通っていた静岡の接骨院のように、幅広い年齢層の方が「先生のいる接骨院に行きたい」と集まってくれるような場所を作れたらと思っています。
そのために、しっかりと知識・実技を修得し、それを実践で応用していく柔軟さを磨いいきたいですね。そして、患者さんに信頼されるために、話しやすい人になりたいです。実は、初対面での1対1コミュニケーションで緊張しがちなので、そこを克服できるよう、今、たくさんの人に自分から話しかけるようにしています。静岡の接骨院の先生がとても柔らかい雰囲気の人だったので、そんな風に自分もなれればと。まだまだこれからですが、THUで一つひとつ、夢に近づくことができるように努力を重ね、将来、地元で親孝行できればうれしいです。

Campus Life

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1日のスケジュール

06:00

起床、朝の身支度、食事など

08:00

通学
(自転車で約15分、一人暮らし)

09:00

授業

18:00

部活

21:45

帰宅

22:00

食事、風呂など

24:00

勉強

25:00

就寝

Holiday

Holiday

柔道整復師と教職を目指す9名の仲間たち。両立のハードさをともに味わい、励ましあって頑張っています!