米国でロサンゼルス救急救命研修を実施いたしました。
1月22日(月)から29日(月)まで、健康メディカル学部 医療科学科 救急救命士コースと健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 救急救命士コースの学生 18名が、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市を中心に病院前救急医療全般の研修を行いました。
この研修では、UCLA Paramedic School(カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 救急救命士養成校)で救急搬送の歴史やパラメディック(米国の救急救命士)の業務についての講義を受けました。さらに、高速道路上での事故を想定したシミュレーションや日本では実施できない処置の実技をパラメディックの講師から指導を受けました。
また、ロサンゼルスで最も大きな外傷センターの一つであるLA General Medical Center(ロサンゼルス総合医療センター)を見学し、医師からの講義を受けました。そして、公的消防機関であるEl Segundo Fire Station(エル・セグンド市消防署)で消防車両の見学や乗車、消防署内の滑り棒を使って1階へ降りるなどの体験をしました。
さらに、民間の救急搬送会社を訪問し、米国での救急業務に特化した民間事業者の救急車のデザインや車内レイアウト、職員の労務災害を減らすための機材(エアーストレッチャー)の配備を見学しました。米国での消防と救急の連携についても学びました。
研修では学生交流も実施し、同年代の現地の大学生とUCLA内を散策したり、カフェテリアで昼食をとりながら、互いの文化について意見交換を行いました。
今年度も、学生たちの国際的視野育成のため、海外研修を実施していきます。