
医用機械工学演習
医療機器の動作や生体における物理現象の理解に不可欠な物理・工学の基礎を学んだ後、演習で実践力を高めます。力学、材料力学、流体力学、熱力学等に関する演習問題を、基礎知識を復習しながら一つひとつ丁寧に解決していきます。国家試験の過去問題も取り扱い、試験の準備にも役立ちます。
医学および工学双方の知識を有する臨床工学技士が必要とする基本的な学修を授業で網羅し、専門職への素養を養います。
3年次における学内実習では、実際に医療現場で使用されている医療機器を使用した実践的学修を行い臨床実習への準備を確実にします。
国から指定された科目をすべて修得することで臨床工学技士国家試験受験資格を得ることができます。本学の合格者数は全国上位を誇ります。
6 | 4 |
男6:女4
祖母のお見舞いに行った際、先生が人工透析を行う姿を見て憧れました。入学当初は勉強についていけるかどうか心配でしたが、親身になってくださる先生方や助け合える友人の存在もあり、楽しく授業に取り組めています。現在は、複雑な回路図を計算するなど工学的分野を中心に学んでいますが、入学前には知り得なかった知識が身につくことに面白さを感じています。夢である臨床工学技士を目指し、これからも知識・技術の向上に努めていきます。
※2023年度取材
1年次 | 幅広い教養と基礎学力を身につける 数学、基礎医学、電気・機械工学、情報工学、医用機器学など幅広く基礎的科目をしっかり学び、同時に責任ある医療人としての資質を養います。 |
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2年次 | 基礎を応用し知識を深める |
3年次 | 学内実習から学ぶ 専門科目を中心に、学内実習を通してより実践的な知識と技術を修得。学会の認定試験などにも挑戦し今後への自信につなげます。 |
4年次 | 臨床実習で実践力を身につけ国家資格取得に向け取り組む 【学外実習】 臨床実習[6週間] |
医療機器の動作や生体における物理現象の理解に不可欠な物理・工学の基礎を学んだ後、演習で実践力を高めます。力学、材料力学、流体力学、熱力学等に関する演習問題を、基礎知識を復習しながら一つひとつ丁寧に解決していきます。国家試験の過去問題も取り扱い、試験の準備にも役立ちます。
腎不全になり尿が出なくなると、生命の存続が困難になる可能性があります。その治療の一つとして、血液透析療法があります。生体機能代行装置学実習Ⅲ(血液浄化学実習)では、座学で学修した人工腎臓の構造や透析療法の原理の知識を深め、さらに、透析装置の操作方法を学びます。