
生化学II
疾患を理解するためには、生命現象を分子レベルで捉えることが不可欠です。本科目では摂取した栄養素(糖、脂質、タンパク質)が体内でどのようにエネルギーに変換されるかについて「代謝」をキーワードに勉強します。代謝経路は薬の標的になることもあるので薬剤師にとって重要な科目となります。
高校理科の復習を含め、身体の仕組みや組織、細胞にある遺伝子や酵素の働き、有機化学反応などを学び、薬学へスムーズに導きます。
専門知識を体系的に修得することで薬についての理解を深め、薬剤師としての知識や技能、医療人としての心構えを身につけます。
実務実習では、コミュニケーション能力やチーム医療の重要性を学ぶことができます。また、卒業研究では問題解決能力を育みます。
薬剤師でなければなれない職業が多数あります。
本学部は国家試験の勉強だけではなく、患者さんとのコミュニケーションについて学ぶことができます。患者さんがその薬を飲み続けてくれるかどうか、薬剤師の言葉一つが治療への意欲に直結します。知識はもちろん、患者さんの立場や生活を思慮する能力が大切であると、授業を通して気付くことができました。将来は患者さんの心に寄り添い、誰もが理解しやすい指導ができる薬剤師を目指します。
※2024年度取材
1年次 | 薬剤師の役割を学ぶ 【学外実習】 |
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2年次 | 専門科目の理解を深める |
3年次 | 専門科目の知識を広げる 「衛生薬学」「薬物治療学」「調剤学」などの多くの専門科目を学び、疾病の原因や薬の効果について具体的に理解します。 |
4年次 | 実習に備える |
薬学共用試験 | [薬学共用試験(CBT・OSCE)] 4年次の終わりに全国の6年制薬科大学の学生が全員受験。薬学科目の基本的な試験と薬剤師実務に関する臨床能力試験の2つが行われます。 |
5年次 | 医療現場で学ぶ 【学外実習】 |
6年次 | 卒業に向けて 5年次の実習をもとに薬剤師のプロフェッショナリズムを学ぶとともに、卒業研究を進めます。国家試験対策も行います。 |
薬剤師国家試験 | [国家試験対策] |
疾患を理解するためには、生命現象を分子レベルで捉えることが不可欠です。本科目では摂取した栄養素(糖、脂質、タンパク質)が体内でどのようにエネルギーに変換されるかについて「代謝」をキーワードに勉強します。代謝経路は薬の標的になることもあるので薬剤師にとって重要な科目となります。
薬剤師として病院や薬局などの臨床現場で活躍するために、薬物療法の実践方法を学び、医療チームの一員として病院や地域医療に参画するために必要な基本的事項を学びます。また、変化の激しい臨床現場の実情に合わせた最新の知識・技能・態度も修得します。
薬学部 薬学科についてはデジタルパンフレットでも閲覧可能です。