医療の現場で誰かの役に立ちたいと思ったのがきっかけです。私は幼い頃から、地域の診療所で働く母の姿を見て育ちました。職場でも商店街でも、いつも患者さんに感謝される母。その姿を見て、私も医療の世界で人の役に立ちたいと思うようになりました。様々な職種がありますが、理学療法士を選んだのは体育が好きだったからです。



Professional
interview 20
Physical Therapist
理学療法士
元気になった患者さんやご家族の笑顔が
大きな励みになります。
Profile
笠原 優希さん
2024年度 健康メディカル学部 理学療法学科 卒業
※2026年 2月取材
- 勤務先:
- 帝京大学医学部附属病院
- 取得資格:
- 理学療法士
01 この職業を目指したきっかけを教えてください。
患者さんに感謝される母の姿を見て、この道を目指すように。

就職活動はどのように行いましたか?
バイザーの先生に納得できるまで質問し、就職先を決めました。
3年次・4年次に学びの集大成として、それぞれ9週間の学外実習を行いましたが、私はどちらの実習先にも惹かれ、大いに悩みました。そこで、帝京平成大学の卒業生でもある実習先のバイザーの先生に相談。職場のリアルな状況や気になることをたくさん質問して、現在の職場に就職することを決めました。皆さんも就職活動する際は、その職場で実際に活躍している卒業生、相談に乗ってくださるバイザーの先生がいるかどうか、しっかり確認することをおすすめします。

現在のお仕事内容を教えてください。
自分自身で治療プログラムまで考え、責任感を持って取り組む日々。
現在は内科チームに所属し、内科疾患、呼吸器疾患、皮膚疾患、小児疾患に対するリハビリテーションを実施しています。立つ・座る・歩くなどの基本動作の練習から、呼吸理学療法、筋力トレーニング、退院後にできるストレッチの指導などを行いますが、時間の使い方や治療プログラムまで自分自身で考えるため、責任感を持って取り組んでいます。リハビリテーション以外にも、カルテ記載や書類作成など多様な業務を伴いますが、日々患者さんの役に立てるよう努力しています。
お仕事のやりがいは?
身体機能が回復した患者さんの姿を見ると感動します。
元気になった患者さんやご家族の笑顔、感謝の言葉には、これから先もずっとやりがいを感じると思います。痛みや廃用で寝返りも難しかった方が、手すりも持たずに歩けるようになった姿を見たときには感動しました。転院や退院が寂しいと涙を流してくださる患者さんもいらっしゃいました。患者さんだけでなく、主治医の先生や看護師さんから感謝されることも多くあります。特に移乗が大変な患者さんは、理学療法士の腕の見せ所。医療従事者同士で支え合って、患者さんのサポートをしていると実感できる場面でもあります。

02 学生時代はどのように過ごしておられましたか。
一生の友と呼べる仲間との出会いが、大きな財産に。
思い出に残っているのは、朝から晩まで友人たちと国家試験勉強をしたことです。学生生活の中で最も勉強した期間でした。得意不得意な分野を皆で確かめ合い、互いに教え合いながら時間を過ごしました。思うように点数が伸びなかったり、ちょっとしたミスで合格を逃してしまったり、辛い時期もありましたが、今となっては最高の思い出です。一生の友と呼べる5人の仲間と出会い、何事も共に乗り越えられる存在を得たことが、大きな財産になりました。

仕事に活かせている大学での学びは?
知識はもちろん、コミュニケーションスキルも活かせていることを実感。
大学時代に学んだ内容は、常に活かせていると感じています。大学病院では様々な疾患の患者さんがいらっしゃいますが、中でも人体の基礎である「生理学」、疾患と臓器の繋がりを学んだ「内科学」、理学療法を実施する上で必要不可欠な「評価学」は非常に大切であり、とても役立っています。先生方や先輩・後輩とのコミュニケーションスキルも大学で得たことの一つ。医師や看護師、ご家族とお話しする機会はとても多いので、そのスキルも活かせていると思います。
今後の夢・目標は?
理学療法士としての土台を固め、小児リハビリテーションで活躍したい。
私は学生時代から小児理学療法に興味があり、将来的には小児リハビリテーションを専門に活躍したいと考えています。しかし小児分野は幅広い疾患があり、対象年齢によって考えるべきことが変わるなど、幅広い知識が必要になります。帝京大学病院では、内科、整形、外科、それぞれのチームで学べる機会があるので、まずは基本的理学療法を学び、理学慮法士としての土台を固めるのが目標です。

受験生へのメッセージをお願いします。
仲間や先生と過ごしたかけがえのない日々が、大きな糧になっています。
帝京平成大学は、豊富な臨床実習先、先生との距離の近さなど、たくさんの魅力に溢れています。先生方には授業の質問だけでなく、昼休みや放課後も相談に乗って頂きました。私は帝京平成大学で過ごした時間が今までの学生生活で一番楽しかったです。同じ目標を持つ仲間、学生のことを未来の後輩として接してくださる先生方と勉強した日々が、大きな糧となっています。皆さんも、ぜひ帝京平成大学で学生生活を謳歌してください。

1日のスケジュール(日勤シフト)
- 08:00
-
出勤
- 08:10
-
診察準備
(カルテチェック・掃除・朝礼・勉強会・カンファレンス・ミーティングなど)
- 09:00
-
リハビリテーション業務
(内科・皮膚科・婦人科・小児科の患者さん)
- 12:00
-
昼休憩
- 13:00
-
リハビリテーション業務
- 16:30
-
カルテ記載、リハビリテーションサマリー作成など
- 17:00
-
業務終了
(勉強会・カンファレンス資料作成など)
- 19:00
-
帰宅
資格取得への道
- 1年次
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教養を学び、実習を体験
一般教養科目および解剖学・生理学・運動学などの基礎医学系科目と一部の理学療法専門科目を履修し、1年次後期末に臨床実習Ⅰの見学実習が組み込まれています。
- 2年次
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専門分野の基礎を固める
臨床医学(内科・神経系)・リハビリテーション医学などの臨床医学系科目を履修するとともに、理学療法評価学などの基礎理学療法学系科目を履修します。
- 3年次
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インターンシップに備える
各疾患の理学療法治療学や理学療法各専門科目を履修し、臨床実習Ⅲの事前学修・実習訓練を行います。
- 4年次
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国家資格取得に向け取り組む
臨床実習Ⅳを実施し、卒業研究発表会を実施します。複数回の模擬試験を受験し、国家試験対策を行います。